ベトナムのハノイから西へ約50km、ドンラム村(ドゥオンラム村)は、トナムの国家歴史文化遺跡に指定された村です。
古くから続き、今なおその姿がほとんどそのまま残っている、「生きたコミュニティ」として知られており、代々の家族がここに住んでいます。ドンラム村は約1200年の2史を持ち、400年ほど前に建築された家屋が今でも数多く残っています。
時が止まったような気分に浸れるドンラム村に行ってみました!!
目次
今も人々が暮らしている歴史を感じる古代の村
ドンラム村から排出された2人のヒーロー
ドンラム村の魅力的な観光スポット
ドンラム村へ行った方法はGrab(配車アプリ)
ドンラム村 入村料・入場料
まとめ
今も人々が暮らしている歴史を感じる古代の村

昔からの家に今でも同じように人々が暮らしている!と思うと、なんだか歴史好きにはとってもロマンあふれる生活ですが、実際のところは修理とか意外と大変でしょうね。
この村の特別な点の1つは、ここにある建物のほとんどが、この地域に豊富にあるラテライト(紅土)と泥で作られていることです。家の壁、門、井戸、寺院の壁などに使用されていて、独特の色をしています。そんな昔ながらの伝統を今も受け継いで暮らしている人々の姿を見れるのは、とても貴重だと思います。

私たちは入り口で自転車を借りて一周しました。暑い夏に行ったこともありましたが、歩くとかなりの距離があるため自転車を借りて本当に良かったです。
自転車を借りていなかったら、あんなに効率よく村を見れていなかったことでしょう。
ドンラム村から排出された2人のヒーロー
この村は、ベトナムの独立を勝ち取った2人の王、フン・フン(761-802)とゴー・クエン(896-944)の出身地として知られています。2人はともに北方からの侵略に立ち向かい、国家の独立を勝ち取りました。
791年、フン・フンと彼の弟は、支配者であった中国唐王朝に対する反乱を起こしました。ベトナム初の独立国家を樹立しました。
ゴー・クエンは、938年に呉越の侵略を撃退し、ベトナム王朝の基礎を築きました。フン・フン、ゴー・クエンの功績を称えて、村人たちは彼らを祀る寺院を建立しました。この寺院は、ベトナムの独立と民族の誇りを象徴する存在となっています。