葉牡丹にまつわる豆知識
最後に葉牡丹にまつわる豆知識をまとめます。
なぜ正月に飾られるの?
葉牡丹は11~3月頃に色づいて見頃を迎えるのが特徴です。
中でも正月頃になると旬の時期を迎えます。
そのため、千両・万両・シンビジウムなどの花と一緒に花材として飾られることがしばしばあります。
特に元旦の玄関に門松と一緒に飾られたり室内にそのまま飾られたりするのが特徴です。
では、なぜ葉牡丹を飾るのでしょうか。
葉牡丹が正月に飾られる理由は縁起の良い牡丹に花姿と旬の時期がよく似ているためだとされています。
昔は実際に牡丹を飾って正月を迎えていたが、葉牡丹の方が牡丹よりも丈夫で育てやすく安価とされます。
そういった背景から葉牡丹が正月に飾られるようになったとされているそうです。
葉牡丹は食べられる?
葉牡丹はキャベツに似た見た目をしているのが特徴です。
色も綺麗で食すこともできそうな見た目をしています。
ただ、一般に流通している葉牡丹は食べない方が良いです。
実際は食べられなくもないものの市販されているものは綺麗な見た目になるように農薬を使用されている可能性があります。
そのため、買ってきたものは食べないようにしましょう。
ちなみに、自分で育てた場合は食べられなくもないです。
ただ、そもそも葉牡丹は観賞用として品種改良されたものなので食べても硬くて美味しくはありません。
結局、葉牡丹はキャベツのようには美味しく食べられない花と言えそうです。