クロムツ連発
ジグを失うのは嫌なので使い古した傷モノを投入。ボトムから10mまでをワンピッチで探っているとフッとジグの重みが抜けた。切られたかと思ったが、食い上げのアタリでクロムツが登場。ようこそ浅場へのラッシュが始まった。
ジグを海底から浮かし過ぎるとハチビキの餌食となるので、ボトムから2mまでを探るとヒットが続く。
本日の主役はミヨシのアングラー
3連発した時点でミヨシのアングラーがロッドを大きく曲げた。ハチビキだろうか?そんな疑惑も持たれたが、上がって来たのはJKと呼ばれるジャンボクロムツ。優に50cmは超えていただろう。素晴らしい魚だった。
奴らが来て終漁
最後は、スパッとリーダーを切られた。これも毎回のパターンなのだが、クロムツが上がって来た後を追ってヨロリが出勤してストップフィッシングとなる。いつの間にかポツポツと雨が降り出し、港に帰った午後7時には本降りとなり、耐久戦が終了した。
私は、クロムツ5匹とウッカリカサゴ3匹、アヤメカサゴ、マダイをキープして、ハチビキとヨロリをリリースした。本当によく遊んだ一日で満足して浦神を後にした。

追伸、3月9日にロケット“カイロス”が那智勝浦町から打ち上げられる。宇宙にも深海にも近い南紀に遊びに行かれてみてはいかがだろうか。
<田中耕二/TSURINEWSライター>