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ディーラー会社との関係によっては“在庫処分”も…?

ディーラー会社との関係によっては“在庫処分”も…?

交番の小さいパトカー“ミニパト”は在庫処分品?不人気な車をあえて採用する理由
(画像=©Eric’s library/stock.adobe.com,『MOBY』より 引用)

ミニパトも、小さくなったとはいえパトカーはパトカーですので専用の装備が必要となり、そのための架装を行わなければなりません。無線警ら車や交通取締用四輪車ほど高級ではないものの、コストがかかることは変わらずその上で安くしなければならないので、やはりメーカーは限られ、現在はトヨタ『パッソ』やスズキ『ソリオ』がほとんどです。

しかし、これらは国費で一括購入する場合であり、各都道府県が独自に購入する場合はその限りではありません。

各都道府県が独自にパトカーを購入する場合は、国費で一括購入されるパトカーと違い各自治体が抱える事情も関係し、その事情には地場の企業とのつながりなどそれに含まれるため、販売会社がもてあましている在庫車が架装され、パトカーとして導入されることもあります。

在庫が余りやすいモデルは高級車よりも低価格で量販を見込める軽自動車やコンパクトカーとなるため、自家用車としてはあまり見かけないモデルがミニパトとして配備されることが多くなりますので、不人気車がミニパトになる、というのはあながち間違いではないと言えるでしょう。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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