JALグローバルクラブ(JGC)の入会条件と入会メリット・特典

JALグローバルクラブ(JGC)に入会するためには、1年間JALグループ便にたくさん乗る必要があります。そのために必要なのが、効率的にFLY ONポイントを貯める「JGC修行」です。

JALグローバルクラブ(JGC)修行とは:JAL上級会員になるためのマイル修行ガイド
(画像=「JGC修行」の定番は「東京(羽田・成田) – 那覇」間のフライト。マイルとポイントが貯まりやすく効率的です。詳しくは後述しますが、月に1回程度「東京(羽田・成田) – 那覇」の往復を行うと、1年間で国内線のフライトのみでサファイアへの到達が可能になります(画像はJAL公式サイトより引用)、『オトナライフ』より引用)

JGC入会のメリットや特典は以下の通りです。

利用メリット詳細
空港ラウンジの利用サファイア、プレミア、ダイヤモンド会員はサクララウンジを利用可能。さらにプレミア、ダイヤモンド会員はそれにくわえ、ダイヤモンド・プレミアラウンジの利用も可能。高品質な飲食やリラクゼーション空間が提供されます。
専用予約デスクJGC会員はそれぞれ専用予約デスクを利用でき、スムーズな予約が可能です。
予約時の優先キャンセル待ちJGC会員はキャンセル待ちが優先的に取り扱われます。
前方座席指定サービスJGC会員はJALグループ便を利用する際に、前方の座席を優先的に指定できます。
国内線先行予約サービスJMBダイヤモンド・JGCプレミア会員は国内線のフライトを、通常の予約開始日時よりも先行して予約できます。
国内線特典航空券先行予約サービスJMBダイヤモンド・JGCプレミア会員は国内線特典航空券を、通常の予約開始日時よりも先行して予約できます。
JALグローバルクラブ会員専用ボーナスマイルJGC会員は、ステイタスごとに特別なボーナスマイルを獲得でき、これらはフライト・アップグレード・その他の特典への利用が可能です。
ワンワールド共通のエリートステイタスJGC会員はワンワールド加盟航空会社のフライトでも優待サービスを利用できます。

参考元:JAL公式サイト

JMBサファイアステイタスに必要な搭乗回数の目安

JMBサファイヤステイタスを獲得するには飛行機に何回乗ればいいのか。またどの程度のペースで「修行」すればいいのかをご紹介します。「修行」に必要なコストの目安もあわせてご覧ください。

FOP修行 | 50,000FLY ON ポイントを獲得

たとえば「東京(羽田・成田)-那覇間」のフライトで、50,000FLY ON ポイントの獲得を目指す場合、必要な「修行」の回数をシミュレーションしてみましょう。

JALグローバルクラブ(JGC)修行とは:JAL上級会員になるためのマイル修行ガイド
(画像=なおJGC修行に当たっては、繰り返しJAL便に乗るため「CLUB-Aカード」を保有していることを前提にシミュレーションをしています。ちなみにこれらのクレジットカードを保有していることはJGC入会の前提条件でもあります(画像はJALカード公式サイトより引用)、『オトナライフ』より引用)
JALグローバルクラブ(JGC)修行とは:JAL上級会員になるためのマイル修行ガイド
(画像=1回のフライトで2,368ポイント貯まるため、往復で4,736ポイント。往復を11回繰り返せば50,000ポイント以上貯まるため、月に1度JALグループでの「東京(羽田・成田)-那覇間」のフライトを行えば、サファイアのステイタスをゲットできます、『オトナライフ』より引用)

東京(羽田・成田) – 那覇間のフライト料金は、往復でおおむね5万前後のため、必要な予算としては55万円程度。

なお飛行機の搭乗料金を節約するには、手荷物を減らしたり、料金の安い曜日を選ぶのがポイント。飛行機は土曜日に搭乗する航空券の料金が高い傾向があるため、週末以外でスケジューリングするとコスパ良く「修行」ができます。

回数修行 | 50回以上の搭乗かつ15,000FLY ON ポイント

50回以上の搭乗を目指す場合、1往復は「2回の搭乗」とカウントされます。つまり年間25回往復しなくてはいけません。また「50回の搭乗」のうち「25回」はJALグループ便である必要があります。

もっとも、搭乗50回以上を目指すのは、ムダがある点に注意。先に解説した通り、東京(羽田・成田)と那覇のフライトであれば、往復を11回行えばサファイアのステイタスが獲得可能。
国内線で「修行」するのであれば、前述したJAL便での効率のいい「50,000FLY ON ポイント獲得」を目指した方がコスパもいいでしょう。