映画『ロッキー』のアポロ・クリード役で知られるカール・ウェザースさん(76)の死に、映画界から多くの悲しみのコメントが寄せられた。
シルベスター・スタローンは、インスタグラムに投稿した動画で「ロッキーで成し遂げたことは、彼なくしては決してなかった」と振り返り、「心が乱れて、言葉にすることすらできない。感情を抑えようとしている。カール・ウェザースは私の人生と成功、すべてにおいて不可欠な存在だったから」と死を悼んだ。
『プレデター』で共演したアーノルド・シュワルツェネッガーは、ウェザースさんとのシーンを投稿するとともに、「セット内外を問わず、彼とのすべての時間が純粋な喜びだった。彼は最高の状態になるよう後押ししてくれるタイプの友人だった」と回想。「いつまでも伝説的な存在でありつづける。彼は素晴らしいアスリートで、素晴らしい俳優であり、素晴らしい人物だった。彼なしではプレデターを作ることはできなかった」とコメントを添えた。
訃報が流れたのは2月2日。家族は声明で「2024年2月1日木曜日に、平穏な眠りの中で静かに他界した」と明らかにした。