撥水シートと防水性の高い内装で雨が降っても安心?!
見ての通り、スマートクロスブレードには屋根がなく、それどころかフロントウィンドウの代わりに、走行風を乗員に直撃させないためのリフレクターがチンマリと生え、ドアの代わりは緩衝材が巻かれたサイドセーフティバー(※)しかありません。
(※「アームレスト兼用」だそうな)
こんなの雨が降ったらどうするんだと聞けば、シートは撥水加工してあるし、樹脂製の床面や防水処理された内装は濡れても問題ないので、安心して乗ってくださいというわけですが、人間が濡れるのは自己責任。
しかも室内を日光から守るトノカバーが標準装備ですから、駐車中は安心です…えっ走行中?ナイロン製だから走ったら破けちゃいますよ!と、万事こんな調子ですから、カリフォルニアならともかく、日本ではちょっとなーと思う人が多いでしょう。
しかし2,000台が限定販売されたうち、日本へは初期に25台が輸入されて抽選販売され、物好きなコレクターによる応募多数だったのか、他の国では案外売れずに余ったのか、後には追加で34台が予約販売され、合計59台が正規輸入販売されたそうです。
オープンカーというより、ミニ・モークのように雰囲気だけ味わう「ビーチバギー」に近いクルマですが、日本だと走らせてよい場面が限られるからか、発売から20年以上たった今でも、時々出てくる中古車の走行距離は多くてもおおむね数千km台。
必然的に「低走行で程度良好のレア車」となるため、それなりの値段がつきますが…皆さんなら買いますか?それで夏には近所の海水浴場でも行っちゃいます?水着を着ていれば、突然の雨でも安心かも…?
※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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