柚木麻子さんの短篇小説を無料で1篇先読み!

自分を取り戻した先に見える道とは……柚木麻子さんによる短篇集『あいにくあんたのためじゃない』が発売

実際に起きた事件をモチーフにしたといわれる長編小説『BUTTER』(新潮社・刊)を手がけた柚木麻子さんの短篇小説集『あいにくあんたのためじゃない』。

「ラーメン評論家を店から締め出している」と噂される人気ラーメン店をめぐって「他人に貼られたラベル」をはがし、自分自身を取り戻そうとした人々の姿が描かれる収録作「めんや 評論家おことわり」の全文が新潮社からの刊行に先んじて「試し読み」公開されています。

難しそう……と敬遠していない? 純文学と目隠しの出会いを

タイトルを隠した謎の本を「本音」で選ぶーー新たな読書のきっかけをつくる‟秘密の本屋”とは?

あえて本のタイトルを隠し、作品からインスピレーションを受けた“本音”をタイトルとして販売するという‟秘密の本屋”「本音屋」が、2月2日(金)から29日(木)の期間限定で開業しています。

並ぶ本音は「家族って、やさしくて、恐ろしい」「クズばっかり、好きになる」「とりあえず笑ってる。嫌われたくないから」「男女の友情なんか、無いわ」など……20タイトルが選書されました。

本音として並んだ言葉から純文学作品を選び、読み進めることで、赤裸々に記された登場人物や作者自身の内面や心象風景を通じて読者自身の“本音”と向き合う読書体験ができそうです。