目次
登山ルート紹介(蔵王山頂レストハウス~馬の背経由~熊野岳往復コース)
馬の背の稜線から見た美しき御釜
登山ルート紹介(蔵王山頂レストハウス~馬の背経由~熊野岳往復コース)
第1回目アタック:2023年6月30日
ご覧の通り、濃霧と強風、そして雨、さらに低温のため、登山は中止しました。
第2回目アタック:2023年8月11日
【13:15出発】雲は多いものの晴れていたので登山を開始します。
登山道はこんな感じです。入ってはいけないエリアにはロープが張られています。自分の身を守るためにも指示を守りましょう。
なお、この途中に左側からの合流道があります。有料道路の蔵王ハイラインを通行せず、蔵王エコーライン上に刈田峠があり、そこから蔵王刈田リフトを利用して尾根まで来ることもできます。
蔵王山は活火山のいため、あちこちに地震観測計が設置されています。
「馬の背」の途中から御釜が見えてきました。
登山道には至る所にこのような看板が立っています。「ここより先、火山活動に異変がある場合は、速やかに避難してください。熊野岳避難小屋まで約560m」
【13:59通過】この先「馬の背」から外れ、斜めに登って行きます。稜線上に見えている小屋が熊野岳避難小屋です。
それでは左へ登って行きましょう!
この区間だけは山登りらしい登山道になります。しかし、10分程度の登りです。トレッキングポールは使わずに登れます。
【14:10通過】頂上付近は台地になっています。正面が熊野岳の頂上に鎮座する「蔵王山神社」です。
【14:12到着】蔵王山神社の社殿です。必ずお参りしましょう。
建物の中には蔵王巡礼トレッキングツアーの御朱印が設置されていました。各自にて押印するみたいです。なお、中には印がありましたが、紙での書き置き御朱印はありませんでした。
蔵王山・熊野岳の頂上です。三角点もありました。
熊野岳の頂上から西側の眺めです。稜線歩きが楽しそうです。この稜線の先には蔵王ロープウェイの地蔵山頂駅があります。
熊野岳の頂上から見た南側の眺めです。奥の高い山は会津方面の山々だと思います。
【13:44出発】軽くパンを食べました。それでは下山しましょう。
山頂台地から見た北側の眺めです。
【14:55通過】熊野岳避難小屋と蔵王山頂レストハウスへ延びる馬の背の登山道です。
熊野岳避難小屋から斜めに下ります。
雲がなくなり青空に恵まれました。
正面に蔵王山頂レストハウスと奥に蔵王刈田嶺神社が見えています。
馬の背の登山道から御釜の南側の遊歩道を歩きました。正面の建物は蔵王刈田嶺神社です。
最後は階段を上ります。
【15:42到着】登り切ったところがゴール地点。よーく見ると蔵王山神社の社が見えます。右側には熊野岳避難小屋の建物も見えています。
蔵王刈田嶺神社の社も見えます。ここから歩いて約5分です。刈田岳の標高は1,758mです。
馬の背の稜線から見た美しき御釜
こんな光景が広がっていました。
※僕は登山の際、YAMAP(ヤマップ)を使っています。GPS機能がついているので迷いにくいです。おすすめします。
注意点まとめ
- 繰り返しになりますが、悪天候の場合は登山を中止することをおすすめします
- 蔵王山は活火山です。異常を感じたら、登山を中止して引き返すか、近くの避難小屋へ向かいましょう
- 立入禁止エリアには絶対に入らないようにしましょう
- 蔵王ハイラインは11月上旬より翌年4月下旬まで冬季閉鎖になります。また、シーズン中の営業時間は7:30~17:00です
- 登山道にはトイレはありません。蔵王山頂レストハウスで済ませましょう
- 登山道には売店もありません。行動食と飲料を必ず持参してください ※当記事は2023年8月11日に登山した時のものです
文・写真・中尾勝/提供元・たびこふれ
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