●EPSON(エプソン)
1950年の誕生以来、世界70カ国を超える国々で展開される“オリエント”と、国内市場を中心に高品質な機械式腕時計を展開する“オリエントスター”を展開。オリエント時計として長い歴史をもち、2017年にエプソンと統合して以降、新たな技術開発やクオリティの向上でますます存在感を高めている。オリエントは海外での人気が非常に高く、ファンの間で呼ばれていた愛称がモデル名として採用された“マコ”と“バンビーノ”が売れ筋の上位を独占。最近では小径版など国内マーケットを意識した新作を投入しており、価格も機械式モデルでも5万円アンダーが中心と良心的なため、入門機としても大きな支持を集めている。上位ブランドにあたるオリエントスターでは、グラデーション塗装や白蝶貝を積極的に用いて、よりいっそう文字盤表現に力を入れるようになった。特に白蝶貝にカラー塗装を施した文字盤は、美しく神秘性を感じさせる仕上がりで非常に魅力的で、売れ筋上位にランクインしている。
【オリエント:売れ筋1位】
ORIENT(オリエント)
オリエント マコ40/Ref.RN-AC0Q01B
20気圧の防水性能を備えながら、シンプルで使いやすいダイバーデザインウオッチ。39.9mmとサイズも程よく、老若男女問わず使える。リューズガードを省いたケースデザイン、カラーリングを施さずステンレススチールの質感を⽣かした回転ベゼルなど、余計なものを削ぎ落とした仕様で、長く使っていても飽きが来ない。総じてトラディショナルなダイバーデザインを踏襲しつつ、シンプルでコンパクトにまとめ上げて嫌味のないすっきりしたタイムピースに仕上げている。ブラック文字盤にルミナスライトインデックスを合わせ視認性は高い。機械式ムーヴメント搭載で5万円を切っている点も評価できる。
【オリエントスター:売れ筋1位】
ORIENT STAR(オリエントスター)
M45 F7 メカニカルムーンフェイズ/Ref.RK-AY0120A
近年力を入れている白蝶貝を使用した文字盤の代表的モデル。冬の訪れが近づく夜の田沢湖をイメージした神秘的な文字盤は薄雲や月をグラデーション塗装で表現しており、その繊細な色味が美しい。6時位置の小窓にはムーンフェイズとデイト機構を配置し、エキゾチックな雰囲気をいっそう高めている。ベゼルとリューズのブロンズメッキ加工、立体感に表現したローマンインデックスといった仕上げもハイレベル。高精度の自社製Cal.F7M65はシースルーバックから視認可能だ。
【問い合わせ先】
オリエントお客様相談室
TEL.042-847-3380
●CASIO(カシオ)
オシアナスやプロトレック、エディフィスといった魅力的なブランドを多く展開するカシオ。そのなかでも圧倒的なシェアを誇るG-SHOCKは2023年に誕生40周年イヤーを迎え、アニバーサリーモデルの発表や新サービスの提供など話題が尽きない。また、同年にはフロッグマンが30周年を迎えており、約60万円というハイエンドモデルが投入されたが、こちらも売れ筋モデルとして高い人気を誇る。幅広い価格帯を取り揃えるGーSHOCKだが、特に近年は高級化を歓迎しているユーザーがかなり多いことがうかがい知れる。
【G-SHOCK:売れ筋1位】
G-SHOCK(ジーショック)
5000シリーズ/Ref.GMW-B5000D-1JF
【G-SHOCK売れ筋モデル第1位の詳細をチェック!】
発売以来不動の人気を誇るフルメタルG-SHOCKの5000シリーズ。もはや説明するまでもないかもしれないが、改めて特徴と魅力を解説すると、本作はGーSHOCKで初めてのフルメタル仕様で、従来モデルのカジュアルさとは一線を画すスタイリングとなった。鍛造成形のステンレスケースは高級感があり、さらにハイレベルなサテンやポリッシュの加工によってフォルムのソリッドさを際立てて、スーツなどにも合わせやすい締まった印象に仕立てている。まさに大人のためのGーSHOCKなのである。時計ファンでない人にもよく知られているスクエアデザインは安定した人気があり、フルメタルだとその完成度がより引き立つ。初代モデルから継承しているスクエアケースを採用しつつ、ファインレジン製の緩衝材を挟み込むことで、フルメタル外装でも耐衝撃構造を実現している点にカシオの技術力が光る。機能的にも標準電波に対応するマルチバンド6やタフソーラー、Bluetooth通信によるスマートフォンリンクなどを備えており、実用性は申し分ない。