中華の食文化が日本の激辛を上回るか!?
対するは今回選んだ6商品の中で唯一スープのない「激辛汁なし坦々麺」。麺のみ、というのがどのように影響するのか楽しみだ。麺を茹で終えたらお湯をしっかり切って器に盛り、液体調味料をかけて混ぜ合わせると完成。弁当の端に添えられているナポリタンくらいのオレンジ色で、見た目はそれほど辛くなさそうだ。
早速、ズルリと麺をひと口いただく。「こ、こいつは、いきなり激辛!」。口の中が燃え盛る。このスピード感は汁なしならではかもしれない。さらにズルズルと食べ進めると、「オホホー!」、花椒の痺れが後からやってきて、口の中がビョ~ンビョ~ンと脈を打ち始める。唐辛子の辛さと花椒の痺れが相まって、これぞ麻辣の超刺激。坦々麺特有の胡麻や、みその甘味もかなり強いが、唇はビリビリに痺れて、涙まで出てくる。先ほどの旭川三平みそ5辛も辛かったが、これは同レベルの高対決だ。
総評
ひと口目の刺激度 ★★★★★
じんわりくる辛さ ★★★★★
スパイスの複雑さ ★★★★★
旨みとのバランス ★★★☆☆
合計 18点
旭川三平みそを抜いて、今大会の最高得点をマーク。豚骨や魚介などの旨みを凝縮するスープがないせいか、旨みとのバランスは星三つにとどまったが、ほかの項目が全て満点の星五つ。特に、ほかのラーメンではなかなか難しい、スパイスの複雑さが満点というのがポイントだ。さすが中華、恐るべし麻辣文化である。
あくまで辛さに特化したものなので悪しからず
さて、生まれたての優勝候補が一瞬で抜かれてしまった怒涛の第2戦。事実上の決勝戦となりそうな好対決だった。前回も記したが、これはあくまで筆者の独断による対決の上、おいさではなく、辛さに特化したものなので悪しからず。次回、第3戦をお楽しみに。(エフェクト・山葉のぶゆき)
提供元・BCN+R
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