拡大してみると
不思議に思った方はもう少し近づいて、隣り合っている2つの円がが同じ色かどうか、じっくり見てみてください。この方法で見ると確かに同じ色に見えるはずです
最初は全く違う色に見えていた円と円が、だんだん同じ色に見えてきませんか?
この不思議な絵の仕組みには、「色の同化」と「色の対比」という、人の視覚に起こる2つの現象が関係しています。
周りの色合いが近い場合は、より同系色に見えるように誘導される「色の同化」が起こります。逆に周りの色が反対色に近い場合は、「色の対比」が起こってより反対色に見えるように誘導されるのだそうです。
この「色の同化」と「色の対比」が同時に起こる画像を作ると、上のようにムンカー錯視が起こるのですね!
錯視画像だとわかっていても、どうしても違う色にしか見えないのが不思議です!視覚や脳の仕組みって、本当に面白いですね。