伸びしろ大きいインドの保険市場、今後も成長続く見込み

すでに国際的な関心を集めているインドの保険市場だが、「まだまだポテンシャルがある」とゴヤル氏も語ったとおり、Invest Indiaのリサーチによると2025年までに2,500億米ドルに成長すると予測されている。「保険の重要性に対する意識が向上し、可処分所得が増加、中間層が拡大している」のだ。

インドでは癌やメンタルイルネス、心疾患患者が増加しており、医療保険の必要性が高まっている。2020年にアジア太平洋地域全体でマラリア症例数最多を記録するなど、同国特有の問題もあるのだ(モーター保険には「リキシャ」向け商品もあるのがインドらしい)。

保険商品とデジタル技術を融合、シンプルで使いやすいサービスによって高い人気を獲得、成長を続けてきたDigit Insurance。「保険をシンプルに」という使命遂行の手段として「現状を疑う」と「透明性の高さ」を起業初日から企業バリューとしてきた。今後も現状に甘んじることなく業界の変革を担っていくだろう。

引用元:Digit Insurance

(文:Techable編集部)