2時間程で6杯キャッチ

この日、ポイントにエントリーしたのは18時頃、干潮からの上げで潮が動くタイミングで釣りをスタート。

うねりもなく、風も穏やかだったのでまずは実績の高いエメラルダスピーク3.5号、カラーはハッスルナイトから。

周りもだいぶ暗くなりうっすら潮目が見える。その潮目の少し沖へキャスト。底をとってしゃくりをいれる。潮目のあたりからしゃくるとかなり潮がきいている。そこから少しフォールを長めにする、するとすぐに答えが!まさかの1投目から良型をゲット!

真冬の山陰エリアでのナイトエギング釣行で良型アオリイカ6杯 強風への対策とは?1投目から良型手中(提供:)

そこからカラー、号数、フォール速度をこまめに変え、2時間程で6杯の釣果をあげることができました。

強風時のワンポイント

まずはラインについて。

この時期の日本海はまだ海藻ものびきっておらずラインがすれて傷付いたり、根掛かりのリスクも少なく、2kg、3kgの個体とやりとりをする可能性も少ないので風が強い日などは普段使っているラインより少し細めのラインを使用するのもありかもしれません。

あまりに太すぎるとキャストした際やしゃくった際に横風で煽られラインがふくらんでしまいエギが引っ張られ手前に寄ってしまったり、うねりの影響をうけやすくなります。

そのため今回の釣行では強度よりも釣りを成立させるために0.4号というギリギリの細さまで攻めたラインでエギングをしました。

キャストやシャクるときはあまり糸フケを出さず、フォール中やアタリを待つときも水面にできるだけ竿先を近づけることにも気をつけ丁寧にラインメンディングを行いエギと自分が真っ直ぐになるように心掛けましょう。

またうねりがあるときにはあまりラインにテンションをかけずにエギをフォールさせることも大切です。

うねりがあるとどうしてもラインが引っ張られてエギが安定せずうねりに合わせてエギが動いてしまいます。

そして、強風時に強い武器となるのがエメラルダスステイです。

真冬の山陰エリアでのナイトエギング釣行で良型アオリイカ6杯 強風への対策とは?エメラルダスステイ・オレンジエビ夜光(提供:)

ステイは他のエギに比べ横風やうねりがあるときにもふんばってくれ、エギの動きが安定しイカに違和感を与えにくく、向かい風の中でも飛距離を出すことができます。また潮噛みがよく海の情報をしっかりと手元まで伝えてくれます。使ったことのない方には是非使ってみて頂きたいエギの一本です。

途中から正面からの風が吹き出して、うねりも少しでてきたためエメラルダスステイで飛距離を出し、ステイを中心にせめてみたところ……。すぐに答えが返ってきました。

エメラルダスステイ・オレンジエビ夜光はとても実績の高いカラーでオススメです。水深のあるところでは仮面シンカーをつかって風対策をするのもオススメです。