今年の山陰エリアは暖冬ということもあり海水温も例年に比べさほど下がっていません(釣行日の水温は15.6度)。また、この時期になるとエギングをするアングラーも少なく、春にはなかなか入れないような一級ポイントもガラ空きの状態です。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター佐々木智成)

真冬の山陰エリアでのナイトエギング釣行で良型アオリイカ6杯 強風への対策とは?

日本海の状況

日本海ではこの時期に悩まされるのが北風です。そんな山陰エリアで風を攻略しながら良型のアオリイカに出会うにはどうしたらよいかを私なりに紐解いていきます。

まずはポイント選択です。

ポイント選択で重要なこと

まず1番重要なのは潮通しの良い場所を選ぶということです。アオリイカは水温が下がると水温の安定している深場にいくと言われています。

秋の新子シーズンに比べ、エギをキャストして届く範囲内での全体的なイカのストック数も少なくなってきます。そこで深場から浅瀬に捕食のために接岸、回遊してくる個体を狙うのがセオリーです。

次にワンドやイカのたまりやすいような堤防や磯場を見つけることです。

日中には青物の回遊もあり、イカ自体も捕食のターゲットになることもあり岩場や海藻に身を潜め、暗くなってから捕食をしようとする個体を狙っていくのもありかもしれません。

アオリイカは元々が夜光性ということもあり、冬になると夜によく潮が動く潮周りとなるのでナイトでの釣行がオススメです。

最後に春によく釣れるポイントはイカの回遊ルートになっていることもあるので狙い目であり、エギンガーも少ないのでプレッシャーもさほどかかっていないためイカに出会うことのできるチャンスの近道かもしれません。

タックル紹介

今回使用したタックルはこちら。

真冬の山陰エリアでのナイトエギング釣行で良型アオリイカ6杯 強風への対策とは?エギングタックル(提供:)

 

 

エギのカラーとサイズ

ナイトエギングでは夜光カラーを中心に使ってボディを光らせ活性の高い個体をとっていくイメージで釣りをしていきます。むしろ極端な話、光るか光らないかでカラーをローテーションしていけばよいかと思います。

真冬の山陰エリアでのナイトエギング釣行で良型アオリイカ6杯 強風への対策とは?当日使用したエギ(提供:)

最近では夜光でも各メーカー夜光の光り方、光加減、ピンク夜光、レッド夜光など様々な夜光ボディがでているので光り方でのローテーションも良いかと思います。

真冬の山陰エリアでのナイトエギング釣行で良型アオリイカ6杯 強風への対策とは?光り方の違いでローテーション(提供:)

この時期はサイズもバラバラで3.5号を中心に3号から4号を使っていき、4号で見せて、3.5号や3号で口を使わせるというのも効果的ではないでしょうか。