「かえトクプログラム」と「スマホトクするプログラム」の違い

前項の通り、「かえトクプログラム」と「スマホトクするプログラム」はほぼ同じプログラムですが、新しい「スマホトクするプログラム」はより便利になっており、特典条件も改善されています。両プログラムの違いを解説します。

「かえトクプログラム」は端末返却時にauでの機種変更が必須

「かえトクプログラム」の場合、端末を返却すると同時に、auで販売されているスマホやケータイへ買い替えを行うことが特典の適用条件でした。

しかし、「スマホトクするプログラム」ではその条件が緩和され、端末返却のみでプログラムの適用を受けられるようになりました。新しいスマホの購入をauのみに限定されないのは、選択肢が広がるので使いやすくなりました。

「スマホトクするプログラム」はau回線を持たない未成年でも利用可

「かえトクプログラム」と「スマホトクするプログラム」はどちらもau回線の契約は必須ではありません。しかし、「かえトクプログラム」では未成年はau回線を持っていることが加入条件でした。つまり、au回線を利用していない未成年は「かえトクプログラム」も利用できませんでした。

一方、現在の「スマホトクするプログラム」は、店頭での手続きは必要ですが、未成年者もau回線契約がなくてもプログラムを利用することができるようになりました。

【参考】かえトクプログラムとは | 25カ月目に機種変更すると残債の支払いが不要

2021年9月16日まで加入できた「かえトクプログラム」の概要について解説します。

「かえトクプログラム」とは、2020年2月から2021年9月までauで提供されていた、スマートフォンの分割購入補助制度です。

【何が違うの?】au「かえトクプログラム」と「スマホトクするプログラム」の違い!お得な利用方法も
「かえトクプログラム」は、購入した機種を返却し、auで新しい機種へ買い替えることを前提に、通常よりも端末の分割支払い料金を安くしてお得に購入できるシステムです。24回払いを条件に、購入した機種の2年後の買取価格を最終支払い分として設定することで、23回目までの分割支払い額を安く設定し、最終支払い分は購入機種をauへ返却することで支払いを免除される残価設定型契約です (画像引用元:au公式サイト)(画像=『オトナライフ』より 引用)

2021年9月16日までの加入条件と特典の適用条件

「かえトクプログラム」の加入条件は、auで対象機種を「かえトクプログラム」で購入することでした。au回線の契約の有無を問わず利用できましたが、未成年・法人についてはau回線の契約が必須でした。

「かえトクプログラム」の特典の適用条件は、対象機種を12カ月以上利用後、auでスマートフォン・ケータイ・タブレット・ルーターのいずれかを購入し、購入した対象機種を返却することでした。

かえトクプログラムの主な対象のスマホ機種

「かえトクプログラム」の対象機種は、iPhone)だとiPhone 8からiPhone 12シリーズ、Android)端末だとGalaxy やXperia、OPPO、TORQUE 、AQUOSなど幅広いメーカーの機種が対象になっていました。

【何が違うの?】au「かえトクプログラム」と「スマホトクするプログラム」の違い!お得な利用方法も
「かえトクプログラム」へ加入できた主な対象機種は、 iPhone8~12シリーズ、Xperia 1 III SOG03、Xperia 10 III 04、Galaxy S21 5G SCG09~10など。とくに2020年に発売されたiPhoneシリーズ(iPhone SE(第2世代)、iPhone 12シリーズ)をauで購入したという方は、「かえトクプログラム」へ加入している可能性があるので、My auなどで契約内容を確認してみましょう (画像引用元:au公式サイト(画像=『オトナライフ』より 引用)