DVDリリース目前で起こった悲劇

(画像=画像は「YouTube」より、『TOCANA』より 引用)
15歳で音楽活動を始めたモライスさんは、弟らとともに3人組バンドを結成し、ブラジル北東部で人気のある「フォホー」を演奏してきた。フォホーは英語の “Music For All” (全ての人のための音楽)が訛りとされ、アコーディオン、トライアングル、ザブンバの3種類の楽器で演奏されるのが一般的だ。
モライスさんのバンドはトカンティンス州で定期的に演奏するだけでなく、近隣のゴイアス州、マラニョン州、パラー州でも予約が入るほどの人気ぶりだった。2024年1月にはコンサートを録音し、DVDとしてリリースする予定だったという。
モライスさんのいとこのウェスレヤ・シルバさんは「彼はいつも友達に囲まれていて、そのことがいつも彼を祝福する理由でした。いつもとても幸せで、周りのみんなと笑顔でいました。寛大な心の持ち主で、いつも周りの人々を助けていました」と語った。