秋から春の終わりまでがシーズンのエリアトラウトは、冬に釣りをしないアングラーにもおすすめの釣りだ。車がないと行けない場所がある一方で、電車とバスを利用すれば辿り着ける管理釣り場も存在する。今回は、公共機関を利用してアクセスできる関東エリアのおすすめ管理釣り場を紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部・藤田)
エリアトラウトとは?
エリアトラウトとは、管理釣り場(釣り堀)に放流されているトラウトをスプーン、クランクベイト、ミノーなどのルアーを使って釣り上げるゲームフィッシングのこと。メインターゲットはニジマスで、釣り場によってヤマメ、サクラマス、ブラウントラウト、イトウなどが放流されていることもある。
秋にシーズンインして、春の終わりごろまで楽しめるため、ソルトのオフシーズンである冬に楽しめるのも魅力の1つだ。
レギュレーションが存在する
エリアトラウトは、釣り場によって使って良いタックルやルアーにルールが設けられている。ルアーの規定は釣り場によってバラバラだが、魚へのダメージを考慮してバーブレスシングルフックの使用が規定されていることが多い。
初めて管理釣り場に行く際は、レギュレーションを事前に確認しておこう。
海釣りタックルをそのまま流用できる場合も
専用タックルを持っていなくても、アジングタックルやメバリングタックル、バスタックルをそのまま流用することも可能。その場合は、できるだけ柔らかめの竿を使うと良い。
リールは2000番が一番使いやすい。ラインは3lbのナイロンラインを基準として、魚のサイズに合わせて調整したい。何回か通ってみて、ベストなセッティングを見つけてみよう。
車がなくても行ける管理釣り場もある
管理釣り場は全国さまざまな箇所に点在しており、山奥にあって車がないとアクセスできない場所も多い。
しかし、電車やバスを乗り継いで行ける場所もあり、車を持っていなくてもエリアトラウトは十分に楽しめる。公共機関を使って、気軽にエリアトラウトにチャレンジしてみてはどうだろうか。
電車&バスで行ける関東の管理釣り場4選
ここからは、電車やバスなどの公共機関を利用してアクセスできる関東の管理釣り場を4選紹介しよう。
1. 秋川国際マス釣場(東京都あきる野市)
秋川国際マス釣場は、自然河川を区分けしてニジマスを放流している管理釣り場。川の流れがあるため、ポンド型の管理釣り場とは違った釣り味を楽しめる。
都内でありながら、渓流の風情を楽しめる景色の良さも魅力。BBQができる区画もあり、デイキャンプと釣りを掛け合わせた楽しみ方も可能だ。
公共機関を利用して向かう場合は、JR五日市線「武蔵五日市」駅から西東京バス「上養沢」行きに乗車して約15分。「秋川国際マス釣場」で下車しよう。
バス停から目的地までは近いのだが、バスの本数が少ないため、一本乗り過ごすと1時間以上待つ場合もある。出発前に時刻表を確認しておこう。