普段パソコン作業をしている人の中には“入力速度をもっと上げたい”という人も少なくないだろう。そんな人におすすめしたいのが、新鋭のキーボード「アスタリスク(Asterisk)」だ。
同製品は、クラウドファンディングサイトKickstarterにてプロジェクトを成功させた注目の“ステノ(速記*)キーボード”。出荷開始時期は5月を予定している。
わずか26キーで速く入力できる!
ステノ(速記)キーボードとは、一般的なキーボードよりもキーの数が少なく、欠けているキーを文字の組み合わせで表現するユニークなキーボードだ。複数のキーを同時に押して1度の打鍵で言葉を打ち出すため、効率的に入力できる。

Kickstarterより引用

Kickstarterより引用
打鍵感はないものの、手をかざすだけで敏感に動きを察知するため、スピードを重視するユーザーにとって強い味方となるだろう。
なおアスタリスクの本体はグラスファイバー複合材料でできており、非常に壊れにくい。また薄くコンパクトな設計なので、持ち運びが簡単。出先での作業においてもアクティブに役立ちそうだ。
10本の指を同時に使う仕様で、体への負担を軽減

Kickstarterより引用
アスタリスクはキーの数が少なく、10本の指を同時に使う仕様のため、体への負担は少ないという。タイピング業務で、腕や指の疲れに悩まされている人にはおすすめだろう。
初心者でも簡単に速記を学べる
ステノキーボードでは通常のタイミングとは違った“速記特有の打ち方”をするため「難しいのでは?」と不安を抱く人もいるだろう。しかし、アスタリスクでは誰でも簡単に速記法を学べるという。
タイピングテスト風景を記録したビデオでは、タイピストが実際に一般的な単語・フレーズを入力する場合に150~190wpmを超える速度に達している様子がみられた。
このタイピストはアスタリスクでのタイピングに慣れていないとのことだが、テストが進むにつれて慣れたのか、徐々にスピードが速くなっていた。