ライトタックルで6kg級青物ヒット
それからしばらくシャクリを続けていたが、潮はいっそう緩み風も弱くなってきたことからタックルを軽量なモデルに替えることにした。ジグは150g、リールもシーボーグG200J(重量520g)、ロッドもライトジギングロッドにチェンジ。

巻き上げスピードは速くしてもアタリがでなかったため、1尾目と同様に22~23でショートピッチを繰り返すと、しばらくしてボトムから10mくらい巻き上げたところでヒットした。ロッドが比較的軟らかいことから、フックアウトの心配などよぎることなく、シーボーグG200Jはトルクフルに巻き上げてくれて6kg級をゲットできた。
ヤズを追加し数釣り
この日の潮は大潮だったもののいわゆる「時合い」が短く潮も風も緩いままで、なかなかヒットのタイミングが少なかったのだが、この後にもヤズを追加し、船中では数を稼ぐことができた。

自然が相手なので、その日の海況・天候で大きく釣り方が変わるのだが、こまめにジグサイズを替え、斜め引きを意識していたことは良かったと思う。

ジグのサイズ(重さ、長さ=シルエット)に加え、ラインの号数、それにマッチしたタックルセレクトでその日の「答え合わせ」をしていくのも釣りの楽しみだ。
<週刊つりニュース西部版 高原稔/TSURINEWS編>