各分野の専門家が協力し合い、ユーザー体験向上を目指す

KUKU HUB公式サイトより引用

KUKU HUB社では機械エンジニアとデザイナーが連携し、製品の各パーツの構造を設計。電気技師と協力してテストと検証を行い、最終的な量産に至るまで改良と最適化を繰り返す。経験豊富なサプライチェーンの専門家とともに、製品プロセス全体をコントロールしている。

KUKU HUB公式サイトより引用


またKUKU HUB社では電気技師が製品の回路設計、テスト、フル生産を担当。電子ハードウェアのユーザーエクスペリエンスを高めるべく、PCBの開発と高品質のコンポーネントの選択に焦点を合わせているのだ。

KUKU HUB公式サイトより引用

多くのプロのバリスタとも協力関係にあり、アプリ内のコーヒー抽出テンプレートのカスタマイズとテストにはバリスタたちが協力。ユーザーがプロファイルを簡単かつ迅速に選べるよう尽力している。

KUKU HUB公式サイトより引用

KUKU Makerでコーヒーの味をカスタマイズするには、アプリを使って温度や時間をコントロールし、粉や水の量、挽き具合など、使用するすべてのパラメーターを保存できるのだが、そのアプリまでもがすべて自社のソフトウェアエンジニアによって作成されている。

現在同社は、中国とシンガポールにオフィスを構えているが、DiscordやFacebookなどのプラットフォームを通じて、デザインから研究開発、生産、販売に至るまで、世界中の消費者と直接交流したいと伝えている。そうすることで消費者のニーズをより深く理解できるだけでなく、代理店や販売店のような追加コストをかけずに、より良い品質の製品をよりリーズナブルな価格で生産できるようになると考えているという。

参考・引用元:
Kickstarter
KUKU HUB

(文・根岸志乃)