【私書箱を使う場合】メルカリで返品するための手順は?

では、具体的に私書箱を使って返品するための手順をご紹介します。

①購入者から出品者に返品希望の連絡

商品に問題があった場合、基本的には購入者から出品者に返品の希望の連絡があります。

メルカリで買った商品は匿名配送で返品可能?出品者が住所を教えたくないときの返送手順
今後のトラブルを避けるためにも、出品者は購入者から商品の状態を丁寧に聞き、真摯に対応することをおすすめします(画像=『オトナライフ』より 引用)

なお、購入者はこの時点で受取評価を行わないように注意しましょう。

②商品を返送してもらう:宛先を私書箱にする

私書箱宛に返送してもらうことを決めたら、まずは私設私書箱の契約を行いましょう。もちろん、以前から契約している私設私書箱や、荷物を受け取れるレンタルオフィスの住所などでもOK。荷物の着払いに対応している私設私書箱がおすすめです。

メルカリで買った商品は匿名配送で返品可能?出品者が住所を教えたくないときの返送手順
相手に私書箱に返送してもらう旨と、私書箱の住所を伝えましょう(画像=『オトナライフ』より 引用)

③キャンセル申請に同意

返品が完了すると、相手からキャンセル申請が届きます。

メルカリで買った商品は匿名配送で返品可能?出品者が住所を教えたくないときの返送手順
同意すれば取引はキャンセルとなり、購入者への返金はメルカリ側が自動的に行います(画像=『オトナライフ』より 引用)

【購入者に出品してもらう場合】メルカリで返品するための手順は?

購入者に出品してもらう場合も、相手と丁寧にコミュニケーションを取ることは必須。その上で、相手の同意が取れたら相手に出品してもらうようにしましょう。

①一度取引を完了する

購入者に再度出品をしてもらう場合、この取引は一度終了する必要があります。

メルカリで買った商品は匿名配送で返品可能?出品者が住所を教えたくないときの返送手順
【左】購入者に受取評価をしてもらい、【右】出品者も購入者を評価すれば取引は終了となります(画像=『オトナライフ』より 引用)

②購入者が匿名配送で同じ商品を出品する

取引が終了したら、購入者は同じ商品を出品し、出品者はその商品を購入しましょう。

なお、出品時はサムネイルやタイトルに「〇〇専用」と書いておくと他のアカウントに購入されにくいものの、メルカリはあくまで「先に買ったもの勝ち」。余計な手間を増やさないためにも、出品者は迅速にその商品を購入する必要があります。

メルカリで買った商品は匿名配送で返品可能?出品者が住所を教えたくないときの返送手順
先述した通り、売上の販売手数料として10%がメルカリに引かれてしまいます。また、着払いの場合は匿名配送が使えないので、配送料も販売手数料に上乗せ。つまり、元の販売価格が1,000円だった場合、販売価格1,000円+配送料210円(らくらくメルカリ便の場合)+10%で「1,344円」に設定してもらう必要があります(画像=『オトナライフ』より 引用)

③出品者が商品を購入する

出品者は迅速に商品を購入し、出品者にはらくらくメルカリ便、ゆうゆうメルカリ便、梱包・発送たのメル便のいずれかで商品を送ってもらいましょう。

④出品者が受け取り評価をして取引完了

商品が手元に戻ってきたら受け取り評価を行い、取引を完了させます。

購入者に出品してもらう場合は相手の手間がかかりますが、私設私書箱の設置よりも安く済むため、おすすめです。

【要注意】購入者に出品してもらうときは「送料負担」を明確に!

先述した通り、購入者に出品してもらうときは販売手数料にくわえ、「送料」を上乗せしてもらうことが必須。細かい金額になってしまうものの、お金が正確に相手に戻る金額を計算しましょう。