迫り来る後続車のボンネット

運転中にバックミラーを確認した際、「後ろの車が近すぎるな」と車間距離が気になることもあるかと思います。次のケースでは、どうやら「近い」どころでは済まなかったらしく……。
「片側1車線の道路を直進中、前の車がなんだかフラフラと迷ったような進み方をしていて、後続車が詰まっていました。案の定というか、その車は交差点でもないところで突然ブレーキを踏んで、右側にある施設に入ろうとしたんですね。
私も少し強めのブレーキで停止したのですが、イヤな予感がしてパッとバックミラーを見た瞬間、後続車のボンネットがありえない近さに映っていて……その瞬間に、後ろに大きな衝撃が走りました。
ぶつかる直前、相手ドライバーがスマホから顔を上げて、驚いて目を見開くまでの一瞬がやたらとスローモーションに感じましたね」(50代男性)
追突事故は例年もっとも割合の多い事故類型となっており、ドライバーの前方不注意がしばしば危険を引き起こしていることが推察されます。
警察庁交通局の資料によれば、2022年中に追突事故は91,835件も発生しており、これは車両間で起きた事故件数(251,549件)のおよそ3割を占めています。近年では衝突被害軽減ブレーキの普及などもあり、件数も減少傾向にありますが、ドライバーは前方をしっかり確認し、また十分な車間距離を取って走行することが求められるでしょう。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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