今年も1月19日から21日にかけて開催された横浜の釣りフェスティバル。コロナ騒動の規制も解除になり、本格的に復活したイベントを訪れた。新しいタックルはもちろんチェックしていたのだが、会場内の目玉コーナー「釣りめしスタジアム」が気になり、いくつか実際に食べてみたのでご紹介。もし来年も同じ店が出店していたら、ぜひ一度お試しいただければと思い、遅ればせながらレポートしたい。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部・藤村)

釣りフェスの「釣りめしスタジアム」が大盛況 丼物2つと麺類を食べてみた

いとう水産のユッケ丼(税込1,300円)

千葉県にてマグロ仲卸とキッチンカーを運営しているいとう水産。今回試したユッケ丼以外にもマグロたたきトロサーモン丼やサーモン、マグロの海鮮にアボカドをトッピングしたポキ丼などのメニューがあり、どれにしようか迷わされた。

今回は一番海鮮の味が分かりそうな気がしたため、ユッケ丼をチョイス。マグロ、サーモンともタレをくぐらせた漬けとなっていて、下にある酢飯との相性がバツグン。

マグロは多分メバチマグロと思われるが、しっかりサシが入っていて旨味もバッチリ。サーモンはアトランティックサーモンだと思われる。脂の甘味もしっかり感じられて好感触。

個人的にはもう少しタレが浸みていた方が好みだが、それでも十分に旨い。これにダシをかけたダシ茶漬けなんてメニューもあったらさらにメニューを選ぶ悩みが増えそうだ。

釣りフェスの「釣りめしスタジアム」が大盛況 丼物2つと麺類を食べてみたいとう水産のユッケ丼(提供:TSURINEWS編集部・藤村)

キッチン海すずめのイカスミ沖縄そば(税込1,000円)

まさか釣りフェスでうちなー料理(沖縄料理)を口にできるとは思わなかった。もうひとつのソーキソバとどちらにしようかしばし迷ったが、やはり海関係の食材が絡んだ料理にしようとこのメニューに。

麺はちゃんと沖縄そばの触感で、加えてイカスミのコクも感じられて実に旨い。当たり前だが、ツユもしっかりダシの利いた沖縄そばのお味。しかも悩んでいたソーキ(豚のあばら)はこちらにもちゃんと乗っていて、初めからこちらにしておいても結果同じで嬉しくなってしまった。

そばを受け取る際にこーれーぐーす(島唐辛子)もかけられるようになっているところもさすがうちなー料理屋。ただ中にナルトが乗っていたけど、ここに沖縄のかまぼこが乗っていたらより完璧だったと思う。

他に海ブドウや泡盛、ブルーシールアイスを乗せたクリームソーダまであって追加しようか本当に悩んだが、これらを食べてしまうと完全にうちなー時間に支配されてしまう。このあとも仕事があったため断腸の思いでサイドメニューをあきらめた。

釣りフェスの「釣りめしスタジアム」が大盛況 丼物2つと麺類を食べてみたキッチン海すずめのイカスミ沖縄そば(提供:TSURINEWS編集部・藤村)