調整済みのウキを用意
ウキは吉田作GTフォールグラスムク。もはやこの釣りには定番のアイテムだね。
吉田康雄
「はい。チョウチンセットに特化した0.8mmノンテーパーです。メインは抜きセットですが、エサ落ち目盛を付け根付近にすれば、持たせ系の釣りでも使えないことはないです」
それを今回は竿の長さ(タナ)に合わせて号数を使い分けたわけね。エサ落ち目盛はどこ?
ウキは吉田作GTフォール(提供:週刊へらニュース編集部 関口)
吉田康雄
「抜きセットなので基本は食わせを付けた状態で、水面上に1節半~2節出しですね」
それをどの竿でもすべてウキ調整込みで準備してたわけだ。ゆえに竿替えのタイムロスも最小限で済むと。
吉田康雄
「はい。と言ってもこの時期はよくやる釣り方ですから、各ウキにはそれぞれ調整済みの板オモリが巻いてあり、あとはその日のハリの大きさに合わせて微調整すればいいだけになってます。でも、これって多くの人がやってることだと思うんですけど」
確かに、ウキ箱を見るとすでにオモリが巻いてある人を見かけるね。マメだなぁっていつも感心して見てるよ(笑)。
まあ何はともあれ、今回に限ってはよくやったと褒めてあげたいね。次からもインストラクターの名に恥じないような釣りを見せてね。
吉田康雄
「はい。頑張ります」
2023年12月椎の木湖フライデーオープン優勝のタックルとエサは図の通り。
チョウチンタックル(提供:週刊へらニュース編集部 関口)
次回は「ひと癖ある段差の底釣り」です。
<週刊へらニュース編集部 関口/TSURINEWS編>