自覚しながらもつい我慢しがちな症状や、調子が悪いものの病名の診断がつかない症状。
株式会社ツムラは、この症状の総称を『なんとなく不調』と定義。
2021年より『なんとなく不調』に関する生活者調査を行っています。

ここでは、最新の調査結果となる2023年12月4日から行われた調査結果を見ていきましょう。

目次
『なんとなく不調』を感じたことがある?
 ・日常生活で『なんとなく不調』を感じたことがある?
 ・『なんとなく不調』の経験の男女・年代別詳細
『なんとなく不調』の症状は?
 ・『なんとなく不調』の症状トップ10(全体・男女別)
 ・『なんとなく不調』の症状トップ10(男女年代別)

『なんとなく不調』を感じたことがある?

30代女性の9割が感じたことがある!?『なんとなく不調』の症状トップは「疲れ・だるさ」【2023年アンケート調査】
(画像=『FUNDO』より引用)

20代〜60代の男女3,000人を対象に行った、『2023年を振り返り日常生活で心身になんとなく不調が悪いと感じることがあるか』についてアンケートをした結果を見ていきましょう。

日常生活で『なんとなく不調』を感じたことがある?

30代女性の9割が感じたことがある!?『なんとなく不調』の症状トップは「疲れ・だるさ」【2023年アンケート調査】
(画像=リリース:株式会社ツムラ、『FUNDO』より引用)

『なんとなく不調』を感じたことがあるかどうかの質問には、「非常によくある」「時々ある」「たまにある」という回答だけで全体の8割にもなりました。
『なんとなく不調』の自覚症状がある人が大多数という事になります。

2022年に行われた第3回調査では、『なんとなく不調』の自覚が72.1%だったことから、7.9ptも増加しているということになります。

『なんとなく不調』の経験の男女・年代別詳細

30代女性の9割が感じたことがある!?『なんとなく不調』の症状トップは「疲れ・だるさ」【2023年アンケート調査】
(画像=リリース:株式会社ツムラ、『FUNDO』より引用)

『なんとなく不調』を感じる人は、男性(75.7%)より女性(84.3%)に多いですが、男女とも前年より自覚者の割合が増加(男性+8.3pt、女性+7.5pt)しています。
中でも20代女性(88.0%)・30代女性(90.0%)・40代女性(87.0%)は、9割前後の人が『なんとなく不調』を感じています。

『なんとなく不調』の症状は?

30代女性の9割が感じたことがある!?『なんとなく不調』の症状トップは「疲れ・だるさ」【2023年アンケート調査】
(画像=『FUNDO』より引用)

では、『なんとなく不調』として、どのような症状を感じている人が多いのか。
「全体」「男女別」「男女の年代別」といった区分で見ていきましょう。

『なんとなく不調』の症状トップ10(全体・男女別)

30代女性の9割が感じたことがある!?『なんとなく不調』の症状トップは「疲れ・だるさ」【2023年アンケート調査】
(画像=リリース:株式会社ツムラ、『FUNDO』より引用)

『なんとなく不調』の自覚があると答えた2,401人に具体的な症状について聞き取りをしました。
その結果、約2人に1人が「疲れ・だるさ」や「目の疲れ」「肩こり」「頭痛」を感じたと回答しました。

性別にみると、男性は「目の疲れ」「疲れ・だるさ」「肩こり」を感じるという回答が多く、女性は「疲れ・だるさ」「頭痛」「肩こり」が上位に挙げられました。
女性の方が総じてスコアが高めですが、特に「頭痛」は18.9pt(男性37.9%、女性56.8%)、「冷え」は20.3pt(男性11.9%、女性32.2%)もの男女差が生じています。

『なんとなく不調』の症状トップ10(男女年代別)

30代女性の9割が感じたことがある!?『なんとなく不調』の症状トップは「疲れ・だるさ」【2023年アンケート調査】
(画像=リリース:株式会社ツムラ、『FUNDO』より引用)

また、性・年代別で見ると、「疲れ・だるさ」「目の疲れ」はどの性・年代でも高いという結果が出ました。
しかし、「肩こり」「頭痛」「イライラ感」は20代・30代の女性に多い傾向が見られました。