好きなときに動画を視聴できるオンデマンド配信の普及により、テレビ業界もTVerや、ABEMAなどのテレビアプリを利用した動画配信に力を入れている。では、実際にテレビアプリを利用している人は、何を目的に視聴しているのだろうか。また、利用率はどの程度だろうか。モニタスが全国の15~69歳の4,800人を対象にしたアンケート結果を見てみよう。

視聴する理由は「見逃し配信」「場所を選ばない」が人気

テレビアプリ認知度1位「TVer」でも利用率は約3割…まだ発展途上?【モニタス調べ】
(画像=忙しい現代人にとって、見逃し配信のサービスはありがたい(「スパコロ」調べ)、『オトナライフ』より 引用)

テレビアプリを利用する理由については約半数が「見逃し配信を観ることができるから」と回答。続いて「場所を選ばずに観ることができるから」33.1%、「個人的に観たい番組を観たいから」25.7%、「地方テレビ局だと観ることができないけどアプリなら観ることができるから」16.9%、「アプリ限定の番組を放送しているから」15.1%だった。

好きな時間に場所を選ばず楽しめるのがオンデマンド配信の魅力だということがわかる。また、地方テレビ局の番組やアプリ限定の番組のニーズも一定数あり、アプリだからこそ視聴できる点はテレビと差別化できているのだろう。