アフターフィッシングも魅力
マグロ類の中では、ツナ缶の材料にもされ比較的格下の部類に入るビンチョウだが、どうしてどうして、その味がなかなかのもの。しっかり寝かせればねっとりした甘味が増し、刺し身は抜群のうまさ。フライやマグロカツなどの揚げ物にしてもおいしい。
スピードとパワーは格別だ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
身質が柔らかいため、ユッケなんかにしても最高にうまい。脂分が少ないと言われるが、10kgを超えるとしっかりとトロの部分も味わえる。豪快なパワーファイトだけでなく、アフターフィッシングもしっかり楽しんでほしい。
最後に
ここ数年で一気に人気が出たトンジギ。ビンチョウ自体は昔から水揚げがあったので、多くいたのだろうが、ようやく釣りとして確立してきた感じだ。小さくてもマグロはマグロ、近海ビッグゲームというべきトンジギにぜひ挑戦してほしい。
船中2ケタ超えも珍しくない(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年1月19日号に掲載された記事を再編集したものになります。