1位:ヴィッセル神戸
移籍・加入による戦力評価:A
主な移籍選手(OUT)
- GKフェリペ・メギオラーロ(横浜FCへ完全移籍)
- DF大﨑玲央(エミレーツ・クラブへ完全移籍)
- MFフアン・マタ(契約満了に伴い退団)※去就未定
- MF泉柊椰(大宮アルディージャへ期限付き移籍)
主な加入選手(IN)
- GKオビ・パウエル・オビンナ(横浜F・マリノスから完全移籍)
- DF岩波拓也(浦和レッズから完全移籍)
- DF広瀬陸斗(鹿島アントラーズから完全移籍)
- MF齊藤未月(湘南ベルマーレから完全移籍)
- MF井手口陽介(セルティックから完全移籍)
- FW宮代大聖(川崎フロンターレから完全移籍)
1位は、2023シーズンに初のリーグ戦王者に輝いたヴィッセル神戸。AFCチャンピオンズリーグエリート参戦を見据え、戦力を維持しつつ層を厚くすることに成功した。ある程度の出場時間を得ていた選手でチームを離れたのはDF大﨑玲央(836分)のみ。2023年9月に加入し注目を集めた元スペイン代表のMFフアン・マタは、公式戦わずか10分間のみの出場で退団となった。
GKには各年代別日本代表を経験したオビ・パウエル・オビンナ、やや層の薄かったサイドバックには両サイドバックを担えるDF広瀬陸斗を獲得。中盤には元日本代表でセルティックからアビスパ福岡に期限付き移籍し主力を担っていたMF井手口陽介を完全移籍で獲得し、昨季に期限付きで加入し中盤の軸となったが8月に全治約1年という大怪我を負ったMF齊藤未月は完全移籍へと移行した。
FWにも川崎フロンターレで8得点を挙げていた宮代大聖を獲得しており、戦力では文句なしの1位だろう。この「2チーム分」ともいうべき戦力を、優勝監督となった吉田孝行氏がどのようにやりくりするのか注目したい。