釣具店で相談
持ち込んだ釣具店のスタッフさんに訊いてみたところ、「まあ軽度の破損ですね。ふつうのメバリングで使用する分には、たぶん折れたりとか、そういうことはないはずですよ」と言われた。
私「けれど、イト絡みが多発しているわけですが……」
スタッフさん「うーん、なるほど。ガイドもだいぶ傷んでいますね。丸ごとメーカー修理します?保証書はありますか?」
私「あるけれど、もう保証期間を過ぎています」
スタッフさん「じゃあ#1だけ交換になるか……。大体、商品の定価の1/2の額がかかります」
私「……」
ということだ。このロッドはメバリング以外にもチヌやバチ抜けのシーバスにも使っていた。ラク~に釣れていたが、その陰で、ロッドにこのような傷みが忍び寄っていたとは。
ライトロッドに負担をかけすぎた?(提供:TSURINEWSライター井上海生)
スタッフさんは中古品として買い取りもできますと言ってくれたが、それも大した額にはならなかったので、見送った。結果的に修理も、交換もしないまま、今は保留した状態で眠らせている。そのうち友達にでもあげたらいいか、と思っているが、それも惜しいような……愛着もあるし。
今回の筆者の「カーボンテープ剥がれ破損」の経験から言えることは、3つである。
・予防面で、ロッドにキャパを超す負荷をかけすぎない
・対処として、器用な人は自分で修理するか、傷が広がらないうちにメーカー修理に出す
・メーカー修理もできないなら、コレクションとして手元に置いておく
いやはや、カーボンテープ剥がれ、という何とも微妙な気分にさせてくれる破損も、たまにあるようだ。くれぐれも気を付けてほしい。私自身、これは大きな反省としたい。
<井上海生/TSURINEWSライター>