13位:東京ヴェルディ
移籍・加入による戦力評価:C
主な移籍選手(OUT)
- DF奈良輪雄太(引退)
- DF加藤蓮(横浜F・マリノスへ完全移籍)
- MF中原輝(セレッソ大阪へ復帰)
- MF北島祐二(アビスパ福岡へ復帰)
- MF長谷川竜也(横浜FCへ復帰)
主な加入選手(IN)
- DF袴田裕太郎(大宮アルディージャから完全移籍)
- MF翁長聖(町田ゼルビアから完全移籍)
- MF山田楓喜(京都サンガから期限付き移籍)
- MF永井颯太(いわきFCから完全移籍)
- MF見木友哉(ジェフユナイテッド市原・千葉から完全移籍)
- FW山見大登(ガンバ大阪から期限付き移籍)
13位は、見事プレーオフを勝ち抜いてJ1昇格を決めた東京ヴェルディ。新シーズンは16年ぶりのJ1復帰となるが、資金力ではJ1の他クラブと比べて大きく劣るため派手な補強は難しい。実際に主力のDF加藤蓮が移籍し、期限付き移籍で加入していたMF中原輝、MF北島祐二、MF長谷川竜也は所属元のクラブへ復帰となった。
それでも、可能な限りの戦力アップは叶った印象だ。DF加藤蓮が抜けた左サイドバックには町田ゼルビアからMF翁長聖、中盤にはジェフユナイテッド市原・千葉からMF見木友哉、左サイドハーフにはガンバ大阪からFW山見大登を獲得した。2023シーズンから変更がないためOUT・INに名前がなく評価には加えていないが、FW染野唯月とDF林尚輝の期限付き移籍延長にも成功している。
戦力はある程度アップしたといえるだろう。ただし、20番目の位置で昇格したことから分かるように、そもそもの戦力では他クラブの後塵を拝する。J1残留を達成するには選手の成長と城福浩監督の志向する攻撃的なサッカーの更なる浸透が欠かせない。