ヘッドライトの位置
道路運送車両法のヘッドライト位置は、地面から50cm以上130cm以下と決まっている。
電動キックボードのハンドル高は120cmほどが多いため、概ねの機体がクリアしそうだが、デザイン性を重視している車両は、意外と規則に則っていないことも……。買おうとしている機体のヘッドライト高にはよく注意しよう。
ハンドルの長さをチェック
4月に決議された道路交通法の改正案では、電動キックボードは歩道でも6km/h以下なら走行できる。これが施行されるまでまだ時間がかかるが、もし施行後に歩道も走ることを想定するならハンドル間の長さを確認しよう。
ハンドル間が60cmを超えていると、いくら6km/h以下で走っていても違反対象になるからだ!
バレなきゃ良いというわけではないので、十分に気を付けてほしいポイントだ。
今回この記事を書くにあたって、複数の店舗で電動キックボードを調査してみた。
公道走行可を謳っている機体でも、メジャーで長さを確認したところ道路運送車両法に準じていない「違反車」が多いことが判明した。
店や販売会社に問い合わせただが、写真の許可が得られなかったためここでは公表を控える。しかし、道路運送車両法という規則を理解していない販売会社が、世の中には存在することを覚えておこう。
また私見になるが、店頭に並んでいる電動キックボードは大半は輸入物で、旬だから取り扱っている会社が多いのではないだろうか。販売するなら、しっかり“責任”をとる覚悟で取扱ってほしい。
提供元・Moto Megane
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