雪国で重宝している対策

フロントガラスの凍結は、それを溶かして出発するまでに時間がかかってしまいますから、できるだけ事前に対策をしておきたいところです。しかし、毎日通勤に使っているクルマに、帰宅のたびにカバーをするのは面倒です。

そこで東北地方在住の筆者は、毎冬、フロントガラスの撥水加工を行っています。市販の撥水剤を塗ってもいいですし、ガソリンスタンドやコーティングショップなどでも施工してくれます。

フッ素系のしっかりと皮膜ができるタイプがおすすめで、市販の撥水剤なら効果が弱くなる前にこまめにかけ直します。霜も氷ももとは水。その水分が凍ってフロントガラスと密着することで、凍結が取れにくくなります。

ところが、撥水処理をされたフロントガラスは、水分を弾く効果によって、フロントガラスから浮いた状態で凍り、手でさっと払うだけで霜が取れます。

これで、東北・北海道地域での低温の朝でもスムーズに出発することができるのです。

冬場のフロントガラスの凍りつきは、避けては通れないものです。フロントガラスが破損すると、とんでもない交換費用がかかりますので、絶対に熱湯はかけないようにしてください。

フロントガラスの撥水加工で、快適に冬のドライブに出かけましょう。

文・赤井福/提供元・CarMe

【関連記事】
車用キズ消しおすすめ12選!車のキズを消そう【2020年版】
【2020年版】お金がなくても乗りやすい国産スポーツカーおすすめ10選!平均中古価格も掲載!
ポルシェに認められたネクセンタイヤ…オールシーズンタイヤ”エヌブルー4シーズン”を飯田裕子氏が徹底解説
119.9万円から...大人気SUVのトヨタランドクルーザープラドの中古購入をおすすめする理由と評価
「燃料残量警告灯(ガソリンランプ)」が点滅しても、あと50kmは走行できるって本当?