早稲田大学卒業生で不動産業を営んでいる方からご縁をいただき、大学不動産連盟に加盟している早稲田大学稲門会で講演する機会がありました。

この大学不動産連盟には17の大学が加盟していますが、残念ながら私の出身大学はメンバーに入っていません。

国立大学は、このような組織に加盟できないからという説もありますが、いずれにしても不動産業界の「インナーサークル」に入れないのは残念なことです。

そして、その講演のご縁で、今度は不動産三田会でも講演をすることになりそうです。不動産三田会も大学不動産連盟に加盟しています。

それにしても、慶応大学のOBが組織する「三田会」と言うのは、様々な業界に幅広く存在し、海外の駐在員のネットワークまで出来てきているそうです。

私が以前勤務していた信託銀行にも慶応大学卒業生社員が三田会を作っていたと記憶します。

他の大学に比べ慶応大学の卒業生の結びつきは特に強いように感じます。慶応大学と双璧と言われる早稲田大学は、どちらかと言うと一匹狼で徒党を組まないイメージです。

なぜ慶応大学には、そのような卒業生の結束という強みがあるのでしょうか?外部の人間ながら、私なりに考えてみました。