また、国際ブランドの異なるカードを持つことで、利用できる店舗を増やすことが可能だ。

複数枚持ちのデメリット

デメリットは、全体の利用額を把握しにくい、ポイントが分散してしまい貯まりにくいということがある。

また、カードの入った財布を紛失したり盗難にあったりすると、すべてのカード会社へ連絡しなければならないため手続きに時間がかかる。

複数枚持ちのほうが利便性は高い

現在はキャッシュレス化が進んでおり、多くの店舗でクレジットカードが利用できる。日々の買い物に利用しやすいカードをメインとして、用途や場面に応じて使い分けられるように、他のカードも所有すれば利便性が高くなるだろう。

とはいえ、1枚持ちでも複数持ちでも、それぞれメリットとデメリットがある。自分にとってお得と思える持ち方を選ぶとよいだろう。

文・阪田順子(ファイナンシャル・プランナー)
保険会社での営業、一般企業の経理職などを経て、ファイナンシャル・プランナーとして独立。投資を中心にお金にまつわる記事の執筆・監修を行う。FP1級、CFP®保有。