英語学習の留学先として人気を博すアメリカやイギリス。
また、近年は比較的安価で留学ができるアジア圏への留学も人気となっています。

では、英語を学習するために海外へ留学する人は、どのような基準で留学先を選んでいるのでしょうか。
ここでは、フィリピン留学APA が行った、10代から30代の男女の英語留学に関するアンケート調査結果を見ていきましょう。

目次
人気の留学先・留学期間
 ・あなたが留学した国はどこですか?
 ・アジア圏での英語留学先として多いのは・・・
 ・留学先を選んだポイント
なぜその国を留学先に選んだのか
 ・国別(アメリカ・イギリス)
 ・国別(フィリピン)

人気の留学先・留学期間

【お金のはなし】留学費用は予想より高くなる?英語留学で想定よりお金がかかったと答えた人の割合は?【2023年アンケート調査】
(画像=『FUNDO』より引用)

まず、人気の留学先や留学期間についての調査結果を見ていきましょう。

あなたが留学した国はどこですか?

まず、調査対象となった英語留学経験者の方がどの国に留学していたのか、回答してもらいました。

【お金のはなし】留学費用は予想より高くなる?英語留学で想定よりお金がかかったと答えた人の割合は?【2023年アンケート調査】
(画像=引用元: 「フィリピン留学APA」 英語留学に関する調査(調査委託先:日本ビジネスリサーチ)、『FUNDO』より引用)

最も多かった国は、「英語といえば」と言っても過言ではないアメリカ合衆国。
331名中104名と、約3人に1人はアメリカへ留学していた経験がありました。

次いで、オーストラリア、イギリス、カナダ、と、いわゆる「英語圏」への留学が大半を占めていました。
総数で274名、全体の82.78%が上記4カ国への留学です。

アジア圏での英語留学先として多いのは・・・

英語留学先として、アジア圏で最も選ばれていたのはフィリピン。
14名の方が英語留学先として選んでいたことが分かりました。

シンガポールやマレーシア、インドなども数名ずつ留学経験者がおり、「その他」の中にはフィジー、アイルランド、パプアニューギニアなど、少数派でしたが英語を話す国が挙げられていました。

留学先を選んだポイント

【お金のはなし】留学費用は予想より高くなる?英語留学で想定よりお金がかかったと答えた人の割合は?【2023年アンケート調査】
(画像=『FUNDO』より引用)

次に留学先を選んだポイントを見ていきましょう。

なぜその国を留学先に選んだのか

では、それぞれの留学先を選んだのか、その理由について見ていきましょう。

【お金のはなし】留学費用は予想より高くなる?英語留学で想定よりお金がかかったと答えた人の割合は?【2023年アンケート調査】
(画像=引用元: 「フィリピン留学APA」 英語留学に関する調査(調査委託先:日本ビジネスリサーチ)、『FUNDO』より引用)

留学先を選んだ理由として、最も多かったのは「国が好きだった」で全体の約4割近くとなりました。
次いで「学校や会社が提携していた」という理由が多く、外的な理由で留学先を選択した人も少なくないことが分かりました。

国別(アメリカ・イギリス)

国別に集計結果を見てみると、非常におもしろい違いがありました。
まず、留学先として多かったアメリカ・オーストラリア・イギリス・カナダの4カ国についてですが、これらの国へ留学した人の回答は大体同じ傾向が見て取れたのです。

【お金のはなし】留学費用は予想より高くなる?英語留学で想定よりお金がかかったと答えた人の割合は?【2023年アンケート調査】
(画像=引用元: 「フィリピン留学APA」 英語留学に関する調査(調査委託先:日本ビジネスリサーチ)、『FUNDO』より引用)

代表してアメリカとイギリスの結果を見ていきましょう。
これら2つの国へ留学した人は、「国が好きだから」と「学校や会社が提携していた」が目立って多い理由となっていることが分かります。

国別(フィリピン)

対して、アジア圏で最も留学した人が多かったフィリピンの場合は、趣の異なる回答が寄せられました。

【お金のはなし】留学費用は予想より高くなる?英語留学で想定よりお金がかかったと答えた人の割合は?【2023年アンケート調査】
(画像=引用元: 「フィリピン留学APA」 英語留学に関する調査(調査委託先:日本ビジネスリサーチ)、『FUNDO』より引用)

なんと、「国が好きだった」を選択した人は0人という結果に。

代わりに目立っていたのが「お金」に関する理由です。
複数回答可のアンケートでしたが、「学費が安かった」と回答した人が8割近く、「生活費が安かった」と回答した人も半数以上となったのです。
フィリピンが、コスパ重視し費用を抑えた留学を希望する人に人気の留学先ということが見えてきます。