釣行記録の注意点
釣りをするうえで欠かせない情報になりえる釣行記録だが、注意すべきこともある。詳しく見ていこう。
継続できる範囲で
上にあげた「記録すべき項目」はどれも著者的に必須と言える項目だが、どこまで細かく記載するかは人それぞれ。オススメしたいのは「詳しく・細かく記載する」事ではなく、「負担なくずっと続けられるレベル」での記録だ。
釣り禁止場所について
昨今はマナー問題が取り沙汰されるようになり、数年前まで釣りOKだった場所の多くが閉鎖されてしまった。自身の釣行記録を見て「久しぶりに~へ行こう」と訪れてみたら釣り禁止になっていた……といった事態に注意したい。
今は釣り禁止となってしまった場所(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)
勿論、釣り禁止のエリアで釣りをする等の行為はもっての外なので、久しぶりの釣り場を訪れる際は、事前に釣りOKなのかといった事柄を確認しておこう。
SNSやブログへの掲載範囲
プロの釣りライターは釣行記録を公開することが仕事だが、今回紹介している釣り記録はあくまで個人で楽しむもの。詳しいポイント等を公開すると、後に場荒れやマナー違反といったトラブルへと発展しかねない。
情報を公開する場合は、公共施設を利用した時以外、ポイント図等の重要項目は伏せておきたいところだ。
釣行記録は振り返るのも楽しい
釣行記録は、未来の自分へのメッセージとも呼べるもの。アングラーとしての自信の歩みを記録し続けることで、高みを目指すための大きな役割を担ってくれることだろう。そして、「過去にこんな獲物が釣れた、この時はどんな気持ちだった」と言ったことが、具体的な内容と共に鮮明に蘇ってくる。これらを釣り仲間と共有する時間も大変楽しいものだ。次の釣行後から、気軽に始めてみてはいかがだろうか。
<荻野祐樹/TSURINEWSライター>