JCBプラチナカードの損益分岐点は?
JCBプラチナカードの特典を最大限活用するには、カードの年会費を考慮に入れたうえで、どの程度カードを利用するとお得なのかを理解しておくことが大切です。
ここでは、JCBプラチナカードの損益分岐点を、ポイント還元、グルメ特典、プライオリティ・パスの3つの側面から紹介します。
JCBプラチナのポイント還元率や特典とは?
まずは、JCBプラチナのポイント還元率や特典をおさらいしておきましょう。
以下でそれぞれ詳しく解説します。
【損益分岐点】ポイント還元
先述したように、JCBプラチナの基本ポイント還元率は一般的なJCBカードと同じ0.5%。100円の支払いにつき0.5ポイントを獲得できます。つまり、年会費の27,500円をペイするために必要な金額は年間で550万円。
なお、年間の利用金額が100万円以上の場合は、翌年のOki Dokiポイント還元率が1.6倍、300万円以上の場合は2倍になります。つまり、300万円以上利用した場合、翌年の損益分岐点は年間275万円ということに。
いずれにしても、ポイント還元だけで年会費をペイしようとすると高額な買い物が必要なため現実的ではないでしょう。
【損益分岐点】 グルメ特典
「グルメ・ベネフィット」は、全国にある和洋中、イタリアン、フレンチなどの対象レストランのコースを2名以上で予約すると、1名分の料金が無料になる特典です。たとえば、1人1万円のコースだった場合、年間で3回利用すれば3万円得します。
使えば使うほどお得な特典なので、ビジネスでの会食やデートなどで対象レストランを利用する機会が多い人なら、損益分岐点を超えるのは難しくないでしょう。
【損益分岐点】プライオリティ・パス
申込みが必要ですが、世界に約1,300カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」も特典としてついています。特典として受けられる「プライオリティ・パス」は、通常469ドルの年会費がかかるプランであり、2023年12月の為替レート・1ドル=144円で計算すると469ドル=67,536円。
つまり、プライオリティ・パスを申込んだ時点で損益分岐点を大きく超えます。空港ラウンジを利用する機会が多いなら、十分に年会費以上の価値があると言えます。
JCBプラチナの主な特典
JCBプラチナには他にも様々な特典がついています。以下で、JCBプレミアムの特典について詳しく紹介します。
プラチナ・コンシェルジュデスク
JCBプラチナで利用できる「プラチナ・コンシェルジュデスク」は、24時間365日無料であらゆるサービスを受けられる特典です。
高級レストランで1名無料
前述したように、「グルメ・ベネフィット」では2名以上のコース予約で1名が無料になる特典です。
コンシェルジュがおすすめするレストランをオンラインで簡単に手配してもらえる「グルメルジュ」という特典も利用できます。
高級ホテル・旅館の宿泊優待
日本各地の高級ホテル・旅館の優待を受けられる「JCBプレミアムステイプラン」の特典もついています。
世界中の空港ラウンジ利用(無料)
前述したように、世界に約1,3000カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」の最上級クラス「プレステージ」と同等の特典もついています。
家族カード1枚無料
JCBプラチナでは、生計をともにする配偶者・親・子ども(高校生をのぞく18歳以上)1名までは、無料で家族カードを1枚作成できます。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン・ラウンジ招待
事前申込みをすれば、年1回、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン内に併設されているJCBラウンジを利用できます。
JCB lounge京都
「JCB lounge京都」は京都駅ビル内にある上位クラスカード会員向けのラウンジ。JCBプラチナでは、会員1名につき同伴者1名まで無料で利用できます。