朝イチから船中好調!
5時集合、5時半出船。船は40分程走ってポイントに到着しました。水深は35~40m。開始と同時に、船中でちらほらタコが上がりだします。そして、筆者の竿にも大物と思われるタコが乗ったのですが、何と痛恨のシャークアタック。開始早々仕掛けをロストしてしまいました。この海域では根掛りは殆どないので、仕掛けロストはまずないと考えていたのですが、こういうパターンがあるので注意が必要。予備の餌木とオモリは持ち込んだ方が無難です(一応、餌木とエモリは船で販売あるとのこと)。
朝から食いしん坊のサメのせいでバタバタしてしまいましたが……何とか朝イチのチャンスタイムに小型ながら2匹の本命を確保し、まずまずのスタートを切ることができました。
中盤は良型中心に
日が昇ると、潮が落ち着いてきたらしく、タコの活性は下がってきた様子。しかし、それでも餌木を底から離さないように頑張って誘いを入れ続けていると、タコはポツポツと反応し、周りではこの頃から2kgオーバーがばたばたと上がりだす。
筆者は2kgクラスこそ釣れなかったものの、この時間帯に1kgオーバーを2匹追加。船長から「ちっちゃいから抜いちゃえ」なんて、本気とも冗談ともとれる上機嫌なアナウンスがありました。(ちゃんとタモ使いました)
終盤にはトラフグ浮上!
11時の終了時刻まであと1時間と迫ってくると、アタリは完全に落ち着いてしまう。しかし、皆さん充分なお土産を確保できているので、船中は船長含めまったりモード。そんな中、筆者の竿に異変があり、とりあえずアワセを入れるとタコらしからぬ乗り、というより引き。正体が薄っすら見えると船長「なーんだフグか」と失笑。
しかし、魚影がはっきりすると一転「トラだ!」と叫ぶ。慌てて隣の方にタモアシストしてもらい、無事推定1kgのトラフグをゲット!思いがけない「サンタさんからのクリスマスプレゼント」となりました(この日は12月25日でした)。
最終結果
マダコ4匹、トラフグ1匹。トップはこの船の常連さんでダントツの14匹でした。
筆者は船中スソでしたが、値千金のトラフグ交じりということで、大満足の釣行であったことは言うまでもありません。
<尾崎大祐/TSURINEWSライター>