金融機関の間で情報が共有されるブラックリストに名前が載ると、ほとんどの銀行やクレジットカード会社でカードが作れなくなる。

一方、ブラックリストに名前が載らなくても、「要注意人物」と烙印を押された場合、カードが作りにくくなる可能性ある。絶対NGの言動を見ていこう。

NG言動1:言いがかりに近いクレームを何度も…

定期預金の解約や公共料金の支払いなどで銀行の窓口を訪れる際、言いがかりに近い文句やクレームを繰り返すと、当然、窓口を担当する部署の中であなたの心証は悪くなる。度を超すと銀行内であなたの悪評が広がり、クレジットカードの審査に影響する可能性もゼロではない。

窓口対応もクレジットカードの審査も「人間」がするものであり、クレカの発行に関係がない場面でも、丁寧なコミュニケーションで信頼関係を崩さないように注意したい。

クレジットカード会社に電話やメールで問い合わせをする際も同じことだ。担当者の態度を必要以上に批判するなど、人に嫌われる行為は避けるようにしたい。

NG言動2:融資の借り換えを安易に行うと…

銀行の営業担当者にとっての成果の1つとして、返してくれる見込みがある人に融資を実行することがある。融資した元本分は返してもらってもプラスマイナスゼロだが、金利分は銀行の利益となるからだ。

そのため、せっかく融資をした相手が融資の借り換えを行い、突然、融資を受けた金額分をすべて返してくると、将来的に得られるはずだった金利の利益が小さくなる。営業担当者はさぞがっかりすることだろう。