新しいメバリングロッドを買って一週間……ついにデビューさせる時が来た。大阪南港に竿をおろしにいくことに。おそらくアジが多いだろうという予想を裏切ったのは、まさかのセイゴ連打。メバルは結局ほとんどそっちのけになってしまった。
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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
ニューメバリングロッドを持って
釣行日は12月11日。大阪南港シーサイドコスモでの釣り。メバリングロッド7.1ftと1000番スピニングリール、PEライン0.1号にリーダー5lbを結束。ジグヘッドは0.6g~1gまでを使っていく。
この日のシーサイドコスモは風が強かった。事前にチェックした予報では大したことなさそうだったのだが、東からの横風でラインが操作しにくい。しかも困ったことに潮の流れと風が逆なので、ハードだ。
18時半スタート。最初にセイゴが登場した。
このサイズなら、豆アジにかけて豆セイゴと言ってもいいくらいか?セイゴはもっと大きい100cm以上のシーバスにもなるわけだから、幼体の中でもなかなかに小さいと言ってもいい。ほとんど赤ん坊。赤ちゃんセイゴ。
小雨パターン突入
これも事前にチェックしてきた霧雨の予報が一時期しっかりと雨状態になって、そのあと小雨がずーっと続いた。雨よけのフードを被って続行する。横風で雨、風と逆の潮流。なかなか条件が揃っている。ニューロッドのテストでなければもう帰っているかもしれない。
しかしこの小雨がきっかけになって、魚の食い気が一気に上がった。アジが15cm~25cmまで次々と釣れる。メバルのホットスポットであるキワまで差し込んでいるので、いよいよメバル専門狙いも難しくなってきた。そして、この小雨で一気にテンションが上がったのがセイゴ。
「もう、こいつら絶対にハイになってる……」と確信できる。おふざけ状態がピークに達した子どもみたいに、本当のバカみたいに食ってきて、10尾近く釣った。
最大で40cm級。あまりに食うので途中から豆アジ用のバーブレス(かえしのないフック)にしたが、もしかしたらその方がこの日の彼らの食い方に合ったのか、むしろ掛かりやすくなってしまった。あまり再現性はないと思うが、ヒットパターンはザ・豆という0.7gのバーブレスのジグヘッドに、1.3inchのワーム。もしシーサイドコスモでセイゴ狙いといくなら参考にしてみてください。