楽天に続け!

 楽天グループ(楽天)は、18年から西友との合弁事業として展開していた「楽天西友ネットスーパー」について、自社で単独運営する形態に移行すると発表した。24年中を移行期間とし、会社名・サービス名称も変更する予定。今回の運営形態変更により、楽天IDと共通ポイントプログラム「楽天ポイント」を軸にした経済圏「楽天エコシステム」を今まで以上に活用し、楽天西友ネットスーパーの倉庫型ネットスーパー事業の早期の収益改善を目指すとしている。

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(画像=『BCN+R』より 引用)

EC・金融に強みを持つ楽天エコシステム
(楽天グループのウェブサイトより)

 楽天エコシステムは別名「楽天経済圏」「楽天ポイント経済圏」とも呼ばれており、金融(フィンテック)分野の「楽天銀行」「楽天証券」を除く楽天の主要サービスは、同一の楽天IDとパスワードでログインでき、「楽天銀行」「楽天証券」も楽天IDと連携させると、銀行取引や証券取引に応じて楽天ポイントがたまる仕組みになっている。楽天経済圏は顧客囲い込みのモデルケースとなっており、NTTドコモ、KDDI/auもまた「ドコモ経済圏」「au経済圏」を確立しつつある。たまるポイントは、ドコモが「dポイント」、auが「Pontaポイント」で、auの場合は「au ID」と「Ponta会員ID」のID連携となるため、より自由度が高い。

提供元・BCN+R

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