つい先日、マイナーチェンジが施された、メルセデス・マイバッハGLSのリリースが日本でも始まりました。マイナーチェンジ前のメルセデス・マイバッハGLSを所有する戸賀編集長、今回のマイナーチェンジを、どのように捉えたのでしょうか?
30年来の悪友であり、世界文化社時代の同僚でもある菅原が聞き手を務めます。
菅原 ついこのあいだ、トガの愛車でもあるメルセデス・マイバッハGLSがマイナーチェンジをした訳だけど、やっぱりマイバッハGLSオーナーとしては気になるところだよな?
戸賀 そりゃそうだよ。俺は新しいものが好きなのはスガも知っているだろ? それに新型があらゆる面で良くなっているのは間違いないわけだから、そりゃマイバッハGLSオーナーじゃなかったとしても気になるよ。
菅原 そうだよな。ということで今回は、このマイナーチェンジで、トガのマイバッハGLSとどこが変わったのかを検証してみようと思う。
戸賀 了解。俺もちゃんと比較はしていなかったから、ちゃんと見てみたかったんだよ。早速、見てみよう。
エクステリアデザイン


菅原 まず気になるのは、やっぱり外観の変更点だよな。トガが気になったのは、どの辺り?
戸賀 う~ん、やっぱり、大型になったフロントグリルと、バンパーの両サイドにあるエインテークかな。とくにエアインテークはマイバッハパターンがあしらわれている。好みは分かれると思うけど、これだけデザインが変わるとやっぱり型落ち感が出てきてしまうのは仕方がない。ちと、悔しいが(笑)。
リアに関しては、そんなに大きな変化はないかなぁ、…………と思ったら、リアコンビネーションランプの内部のデザインが変わってる。これもかなり印象が変わってくるよね。これも悔しい(笑)。


菅原 確かにテールランプって印象が大きく変わるよね。だからこそ、アフターパーツの世界では、テールランプの交換は、手軽で人気がある。
戸賀 マイナーチェンジだから、大きなデザイン変更はないと思っていたけど、細かい部分を上品に、でも押し出しは強めにしっかりと変えてきている。さすがメルセデス・マイバッハという仕上がりだな。
ボディサイズ
菅原 ボディサイズを見てみると、トガのマイバッハGLSは、全長5205mm×全幅2030mm×全高1838mmで、車重が2840kg。対するマイナーチェンジ後は、全長5210mm×全幅2030mm×全高1840mmで車重が2810kg。こちらは、ほぼ一緒という感じだね。
戸賀 あくまでもマイナーチェンジだから、大きなサイズ変更はできないよ。ただ、車重は30kg落としてきている。でも、あと300kgほど落としてくれると個人的にはうれしいんだけどね(笑)。
菅原 いつもの立体駐車場の許容重量問題か(笑)。