6月と12月の街の風景
たった半年しか経っていないのに、あんなに閑散としていた釜山は復活していました。
6月は20:00にはほとんどの店が閉めていたのに12月は夜遅くまで賑わっていました。
空き店舗にも店が入り、前は閉めていた店も開いていました。



6月には開いていなかったアワビ粥の店も再び再開していて、初アワビ粥を堪能。
壮絶垢すり体験!
さてお待ちかねの垢すり体験。
昔、韓国と言えば垢すりが有名でした。
しかし、コロナ前に行った時に垢すり自体が以前ほどメジャーな観光になっていなかったように思います。
今回も仲良くなった国際市場の女性店主が垢すりをすすめてくれて、わざわざ連れて行ってくれたのです。(店をほったらかして)
ホテルに戻らず手ぶらで行きました。

外観は銭湯。
窓子の常宿アベンツリーホテルのすぐ裏にありました。
入浴料が8,000ウォン。垢すりが60,000ウォン。
垢すりの料金は、黒ブラジャー、黒パンツという出立ちの年配の女性に払いました。
すると、見事な位置にトップバストがある中年の全裸の女性から日本語で説明を受けました。
今日は疲れているから明日にして欲しいと。
明日は帰国するから来れないので、返金して欲しいと頼むと、じゃあ今日やります!になりました。全く意味がわからなかったのですが、後からわかりました。
30分ほど湯船に浸かっていたら、先ほどの黒ブラジャーの女性がメイク落としを手に乗せてくれました。何せ手ぶらで来てるし、浴室内にある洗浄剤は固形石鹸のみ。さすがに石鹸では戦えんと思っていたところでした。とにかくなすがまま、言われるままにメイクを落とした後、裸でマットの上に横になりました。
『いやいやいや、紙パンツは?どんな安いマッサージでも紙パンツは履くよね、普通。紙パンツないんかーい!!』
と心の雄叫びを隠しながら、ママ友Oさん(旅の言い出しっぺは彼女)と裸体を並べて50分間の垢すり体験をしました(笑)
温かいタオルを何度もザバーンとかけてくれるのがすごく気持ち良かった。
きゅうりをおろし金で擦って顔のパック。
あまりの新鮮さに舐めてみたい衝動に駆られるという...。
何も履いていない脚を持ち上げられて股のギリギリまで垢すりタオルで擦られます(笑)
もう窓子はまな板の上の鯉ならぬマグロ。
しかし、マグロにも意識はあるので自分から出た垢にたじろぎ、何種類ものローションを塗られ、顔に牛乳をかけられたり、髪を洗ってもらい、まさに全身全霊でケアをして頂きました。
そりゃ疲れるよね。
だって垢すりをされるスタッフは2人とも70代過ぎ。背中などが曲がっています。
本当は窓子達を明日に回したかったのでしょう。こんなに体力を使う仕事だなんて知らなかったので、申し訳なかったです。
垢すり後はまた湯船に浸かってゆっくりしました。おかげで肌はピカピカ。韓国の方は毎週通っている人も多いそうです。
お風呂から上がった後は先ほどのスタッフ(おばあちゃん)が化粧水などを持ってきてくれました。本当に至れり尽くせりの垢すりでした。
ところで、最初に全裸で説明してくれた女性は誰?彼女の見事なトップバストから視線が外せなかった窓子なのでした。(オッサンか)
その夜は、久しぶりの心地よい疲れにぐっすりと眠れました。