目次
20名限定1本だけの山部体験モニターツアーの内容は?
北海道道民はスナック好き?(おまけ)
20名限定1本だけの山部体験モニターツアーの内容は?
山部は富良野市に属していますが、全国的にはほとんど知られていません。
山部の魅力を全国の方に知ってもらいたいと、モニターツアーが阪急交通社の協力のもと企画されました。
ツアーの詳細はこちらをご覧ください。
(スケジュールには旭川冬まつりと層雲峡氷瀑まつりも含まれています。冬の北海道祭りのオンパレードです。20名限定なのでバスも1人2席ゆったり使えるそうです)
今回このモニターツアーに含まれる場所にも訪れましたので、併せてご紹介しましょう。
来春廃線となるローカル線に体験乗車
山部駅を通る路線は残念ながら、2024年3月に廃線が決まっているそうです。
モニターツアーでは、廃線直前のこの列車に乗車体験できます。
山部駅から布部駅までの1区間(乗車時間6分)を乗車します。
趣のある山部駅のホーム。この線路を列車が走るのを見られるのもあとわずかです。
では、列車が入線する哀愁ある風景を動画でご覧ください。
列車内の風景はこんな感じです。(一両編成。ワンマン運行)
私たち50代以上の世代にはたまらない、昭和の懐かしい空気が漂っています。
あ~子どもの頃を思い出します。
運転席。永い間ごくろうさまでした。
車窓に流れる山部の冬の風景をどうぞお楽しみください。
布部駅へ到着しました。
ここ布部駅は、TVドラマ「北の国から」で黒板五郎さんと純と蛍が初めて富良野に降り立ったシーンがロケで撮影された駅です。
山部駅も布部駅も無人駅。ここ布部駅も来春廃線となります(泣)
新富良野プリンスホテルで豪華ディナー
あの新富良野プリンスホテルで夕食をいただく、というのもこのモニターツアーのポイントのひとつでしょう。
このレストランでディナーを食べられるそうです。
そのディナー、なんと価格1万円のリッチなフルコースディナーだそうですよ。いいなあ~
スキー場のゲレンデを観ながらの夕食、なんとロマンチックな・・・。
夕食時ですから、ライトアップされてさらに美しいことでしょう。
新富良野プリンスホテルは町の高台に建っており、広大な富良野盆地、晴れた日には十勝連峰を望むことができるそうです。
地元開催のゆきんこまつり参加
地元で開催される「やまべゆきんこまつり」は冬の人気イベントで、2024年はちょうど2月12日に開催されるので、モニターツアー参加の方も立ち寄って見学するそうです。
やまべゆきんこまつりの様子(写真は過去開催されたものです)
地元の人たちの手作り感満載です。楽しそうですね、とっても寒そうですが笑。
山部の文化・歴史を知る
やまべゆきんこまつりは、山部生涯学習センターの敷地で行われますが、センター内には山部の文化、歴史がわかる展示室があります。センターの建物は元々山部農業高校の校舎だったもので、現在は生涯学習センターとして活用されています。
迫力の熊や鹿の剥製が展示されており、北海道の大自然を知ることができます。
富良野といえば、スキーですね。昔のスキー板の展示もあります。「こんな板で滑ってたんだ~」と感動しました。
センター内にはたくさんの展示物がありますが、これらほとんどは地元の人たちから寄贈されたものだそうです。
いい人が多いんですね、山部って。
2日目宿泊ホテルはフェアフィールド・バイ・マリオット・北海道南富良野
モニターツアーの初日は層雲峡温泉泊、2日目は南富良野町にあるフェアフィールド・バイ・マリオット・北海道南富良野に宿泊します。
昨年(2022年)6月にオープンしたばかりのピッカピカのホテルです。
お部屋にはバスタブはなくシャワーオンリーなのですが、機能的で使い勝手が良さそうでした。
ホテルの周りは賑やかな繁華街ではありませんが、ホテル向かいに「道の駅」があり、レストランやお土産や産直品が買えます。
道の駅のレストランでカツカレーを食べました(1,180円)。ボリューム満点でトマトが効いているのか酸味のあるさっぱりしたカレーでした。
ハンバーグカレー(1,180円)。ハンバーグでかっ!
地元の特産品 お土産が買えるFRANO MARCHE(富良野マルシェ)
富良野駅そばに地元の人たちや観光客が集うFURANO MARCHE(富良野マルシェ)があります。
モニターツアーでこちらにも立ち寄りますので、地元特産のお土産を買えます。
北海道道民はスナック好き?(おまけ)
今回、地元の方に山部のスナックへ連れていってもらいました。
JR山部駅そばに地元の方御用達のスナック「歌謡スタジオチェリー」。なんか昭和の映画のワンシーンみたいですよね。
高倉 健さんが出てきそうです。
おお~っ!こんなお店、今の日本にまだ残っていたんですね。懐かし~い。
スナックと言えばおつまみは乾きものと相場が決まっていますが、ここチェリーではがっつり食事もできます。これらも手作り。ママの玉子焼き、ちょっと甘めで美味しかったです。(要事前予約)
山部は小さな町ですが、スナックが数軒あります。逆に居酒屋は少ない。
これは北海道全般に言えることだそうですが、北海道ではスナック文化が根づいていて、夜な夜な自分のお気に入りのスナックに通う人が多いのだとか。その店に行くと知り合いの誰かが必ずいる、みたいな。文化交流のベースになっているんでしょうね。
私もこのスナックで地元の人と酒を酌み交わし、語りあい、すっかり仲良くなりました。
そして真冬の山部の夜は終わりを告げることなく更けてゆくのでした。。。(これも仕事の一環ですコホン)