ユーザーのアクションを促す、効果的なCTA文言の作り方

CTAボタンの中には、遷移先の内容を端的に、具体的に伝えるテキストを入れることが大切です。

CTAボタンの上下どちらかに、それを補足するようなテキストを入れるのもいいでしょう。たとえばCTAボタン内のテキストが「メルマガ登録はこちら」なら、その上に「\完全無料/」「\1分で完了/」のようなテキストを入れます。これを「マイクロコピー」といいます。

CTAボタンの中、あるいは上下に設置するテキストはどのように作ればいいのか、意識したい3つのことを紹介します。

ユーザーにとってのベネフィットを意識する

CTAの文言は「ユーザーにとってのベネフィット」を意識して作りましょう。ここでいうベネフィットとは、ユーザーにとっての利益、そのアクションを起こすことでユーザーの未来がどう変わるかといったことを指します。

ユーザーにとってのベネフィットを伝えるためには、マイクロコピーを工夫しましょう。たとえばCTAボタンに「メルマガ登録はこちら」というテキストを入れるなら、その上に「\最短でブログを収益化/」のようなマイクロコピーが考えられます。

アクションのハードルを下げる

あえて乱暴な言い方をすると、ユーザーはとにかく面倒くさがりです。たとえば促したいアクションが「見積もり」なら見積もりを出すための情報入力、見積もり後に来るであろう電話やメールへの対応などを、ユーザーは面倒に感じるでしょう。

アクションを促す際には、この面倒くさいという気持ちをカバーすることが大切です。CTAボタン内のテキストや、その上下に設置するマイクロコピーを工夫し、アクションを起こすハードルを下げましょう。

たとえば促したいアクションが見積もりなら、CTAボタン内のテキストは「1分で見積もりを出してみる」「登録不要でまずは見積もり」などが考えられます。

その上下どちらかに、「定期購入なし」「入力項目は3つだけ」のようなマイクロコピーを設置すれば、ハードルはさらに下がるでしょう。

限定感や緊急性を演出する

ユーザーがCTAボタンを思わずクリックしてしまうよう、マイクロコピーで限定感や緊急性を演出しましょう。「今しかできない」「今じゃなきゃダメ」と、ユーザーに「今この瞬間」を意識させるのです。

「今この瞬間」が大切なのは、人は忘れる生き物だからです。「後でやろう」と思っているうちに、ユーザーは今見ているWebページのことを忘れてしまいます。思い出したとしても、ブックマーク登録でもしていなければ、そのページを見つけられないかもしれません。

忘れなかったとしても、時間が経つほどモチベーションは下がっていきます。「明日やろう」と思っていても、明日になれば「来週やろう」、翌週になれば「来月やろう」になり、最終的には「やっぱりいいや」になりかねません。

限定感や緊急性を演出するには、次のようなマイクロコピーが考えられます。

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