(本記事は、加藤 鷹幸氏の著書『人生100年時代を余裕で生き抜くレバレッジ資産形成法』の中から一部を抜粋・編集しています)

不動産投資をすることが豊かな人生につながる理由

不動産投資を行うことによって、豊かな老後が手に入るようになります。朝から晩まで一生懸命働き続けてコツコツ貯金するよりも、圧倒的に楽で素早く資産形成することができるのです。

その理由は、ズバリ「老後も家賃収入をずっと手にできるから」という点にあります。

そもそも老後資金問題というのは、老後まったく働かず、年金と貯金の切り崩し以外の収入がゼロになってしまうからこそ発生する問題です。仮に70歳80歳を超えてもなんらかの仕事について働き続ければ、給料がもらえて生活に困ることはなくなるので、老後資金問題は解消してしまうことになります。

とはいえ、70歳や80歳になって自分の頭や体が万全に動くかどうかは、誰にもわかりません。しかし不動産投資は別です。家賃収入は不労所得という性質があるため、自分が動かなくても勝手に毎月振り込まれてきます。

仮に毎月20万円の家賃収入があったら、年金がなくとも、ある程度の貯金さえあれば、十分快適に暮らせるような気がしてきませんか?

しかも、毎月20万円の家賃収入は、半永久的に続きます。

もちろん、不動産を購入する際に組んでいたローンが支払い終わるまでは、20万円丸ごと手元に入ってくるということはありません。ローン返済が毎月15万円だったとするなら、ローンが返済し終わるまでは手元に残る利益は月5万円のみということになります。

これらの数字はあくまでも仮定のものですが、「老後確実にお金が入ってくる」という安心感がもたらす精神的な効果は計り知れません。老後資金のことを考えずに済むというだけで、日々の心配のタネが1つ減り、仕事に集中できるようになるというメリットがあります。

不動産投資によって老後資金問題が解決されたおかげで、本業に集中できるようになってキャリアアップにつながった…という例はたくさんあります。老後資金問題を解決したいという人だけではなく、毎日漠然とした不安を抱えているという人や、仕事で成果を残したいと考えている人にも、不動産投資はおすすめなのです。

実はリスクに強い不動産投資

「不動産投資」というと、さまざまなリスクが存在する投資というイメージがあります。たとえば、空室リスクや家賃滞納リスク、天災リスクなどが代表的ですね。

ですが実は、不動産投資はリスクに強い投資であるという側面があります。たとえば空室リスクや家賃滞納リスクについては、入居者との間に管理会社を挟むことで抑制することができます。

その地域で腕の立つ管理会社を利用すれば、あなたの所有するマンションを優先的に入居者へ案内してもらうということができます。

管理会社を通していれば家賃を滞納している入居者への対応も、すべて代行してくれます。その代わりに家賃収入の数%の手数料がかかりますが、マンションの管理を丸投げできると考えれば安いものでしょう。

天災リスクについても、火災保険や地震保険でほとんどカバーできます。

なお、現在の日本では2%のインフレ政策が取られています。インフレとはお金の価値が下がる現象のことで、昨日まで100円で買えていた缶ジュースが、200円になった…といった状況を指します。

インフレ状態ではお金の価値が下がるため、ただ貯金をするだけでは資産が目減りしていくことになります。100円で買えたものが200円になるということはお金の価値が半分になったということなので、100万円の貯金額は実質50万円になってしまうということになります。

その意味でも、貯金は資産形成の方法としておすすめできないのですが、一方で家賃収入の場合、物価上昇にともなって家賃も値上げされることになるため、実質的な収入は減ることがありません。

国が推進しているインフレによって、資産が目減りしてしまうリスクを回避できる…。これほど安心感のある資産形成術は、不動産投資意外には存在しないでしょう。

『YANUSY』より引用

提供元・YANUSY
 

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