ポイ活の罠4:ポイントが分散してなかなかたまらない

ポイ活でよくあるのが、いろいろなポイントに手を出しすぎて収拾がつかないことだ。もらうポイントが分散してしまうとなかなか貯まらず、経済的メリットが小さくなってしまう。

自分が利用する実店舗やECサイトと関連するポイントに集約したほうが管理しやすく、メリットが得やすくなるだろう。

ポイ活の罠5:報酬のわりに手間がかかる

ポイントは買い物以外でもつく。アプリをクリックするだけで数ポイントつくものや、アンケートに答えてポイントを得られるものなど多様だ。

だが、こうしたポイ活にかける時間が多くなりすぎると、時間対効果が低い行動となる。経済的に損をするわけではないが、無駄に時間を使うことになりかねない。

動画視聴やアンケートは時間を使いがちなので、利用する場合はよく考えたほうがいいだろう。

ポイ活をするなら戦略的に行うべき

今回はポイ活で損をしている5つのパターンを取り上げた。ポイ活が無意味といっているわけではない。ポイ活ばかりを意識して行動すると、得をするどころか、かえって損をする可能性があるのだ。

ポイ活をするのであれば、必要以上にキャンペーンに振り回されず、時間を使いすぎずに戦略的に行動するべきだろう。また、貯めたポイントは消費するだけでなく、投資に回すなどの選択肢もある。なるべく無駄やストレスなくポイ活を楽しめる工夫を心がけよう。

文・馬場正裕(ファイナンシャル・プランナー)
高校教師・学習塾・予備校の講師を経て、現在は金融・保険などのマネー系Webライターとして活動中。