12月12日(火)埼玉県さいたま市を流れる元荒川にソウギョ釣りへ。家内とおでかけしている状況のついでながら、本命を狙いやすいタイミングで釣行でき、短時間で見事に巨大ソウギョに勝利した釣行をレポートしよう。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

初冬のソウギョ釣りで115cm18kg堂々参上【埼玉・元荒川】沈めたパンエサで狙い撃ち

元荒川でソウギョ釣り

同河川は利根川水系であり、中川の支流として埼玉県を流れる一級河川だ。元荒川は農業用水路として機能しており、上流より数えて4つの堰堤が設けられている。しかし越谷市からは中川と合流しているゆえに季節や天候により水位も変動するので、釣りとしては河川状況に応じたポイント選びが重要な河川である。

タックル

今回もソウギョ釣りをウキ釣りで狙うのだが、竿はプロマリンブルーベイ3号とダイワクレスト6000番を使い、ミチイトはデュエルカーボナイロン5号を直結。玉ウキを通し、がまかつ鯉鈎16号針を結び、エサは安定の食パンを使用する。

初冬のソウギョ釣りで115cm18kg堂々参上【埼玉・元荒川】沈めたパンエサで狙い撃ち冬場もソウギョはパンで寄せる釣りが安定だ(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

冬とはいえ条件激熱

今回は前回同様に元荒川の河川状況を把握し、好条件が重なったタイミングで釣行することができた。季節は冬とはいえど気温も高めで雨後の様相であり、本命獲得チャンスである事は間違いない。

なお、今回は家内とおでかけしている状況なので短時間で勝負をつけなければならない。現場入りは11時すぎとなり勝負は2時間以内である。もしダメなら延長不可能であるため釣り慣れたポイントへと歩き出す。

まさかの先行者ありで下流へ

そう・・・こんな時に限って先行者が。狙いポイントにはバサーありだ。挨拶を済ませていつもより下流に下がっていき、雰囲気は抜群だがいつもは竿を出さないエリアへ。寄せをまいて様子をみていると、すぐに本命2尾が豪快に食べている。時間もないため焦り気味に竿を出して勝負開始だ。

焦りは禁物

下流は大きくカーブしており、流した先はすぐに仕掛けが見えづらくなるので、岸際の草木に引掛かりやすいポイント。そこでさらに寄せを2枚分まいた瞬間に目の前に3尾の本命がいきなり予告なしに乱舞してきた!コレはさすがに焦るというか動揺してしまい手前祭りさせてしまい根掛かりしてしまう。

初冬のソウギョ釣りで115cm18kg堂々参上【埼玉・元荒川】沈めたパンエサで狙い撃ちカーブ手前の岸際を狙い攻める(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

本命は沈んだパンを食べる

5分後に再度寄せを撒くと本命とコイがならんで来るが、コイだけ浮いたパンに反応して、本命は底に落ちたパンを食べている。そして繰返しの寄せパンを撒くと2尾の本命が丸見えで真下にキタ!1尾はすぐに反転し下流に下がるが、1尾はまだ底に沈んだパンを食べている状態だ。

パンを沈めてソウギョ狙い撃ち成功

当然その瞬間は見逃さない!瞬時にパンを丸めて針に付け、ソウギョの下流岸際へ落とすと見事に真下で豪快に口に入れて走った!

すかさずアワセると掛かった~大興奮の瞬間で勝負もついてないのによっしゃ~とガッツポーズしてやりとり開始だ。

初冬のソウギョ釣りで115cm18kg堂々参上【埼玉・元荒川】沈めたパンエサで狙い撃ちバトル中は最もテンションが上がる(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

私が掛けた瞬間、上流から様子をみていたメンズ2人組が凄い凄い!と近寄ってきてガン見され、負けられない戦いになる。数分後には有利な展開になるも足場が悪く泥だらけ覚悟で崖状の岸際を降りて寄せに掛かる。この時点で完全に勝利を確信し見事に15分の戦いを制した。

初冬のソウギョ釣りで115cm18kg堂々参上【埼玉・元荒川】沈めたパンエサで狙い撃ち若々しくキレイなソウギョ(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)