出港前の朝ごはんのルーティーン
釣りの朝のばかばかしいお話にもうひとつあって、ボートで出航前に朝ごはんを食べていますが、これが毎回うどんです。
もともとうどんは好物で手軽に食べれるので機会が多かったです。自宅でチンで解凍して温めたうどん、タオルに包むと結構温かさが残りポットのお湯と出汁で和やかなうどんの出来上がり。夏は、自然解凍で冷水と濃い目の出汁で冷やしうどん。
簡単に満足できることからカップラーメンやおにぎりも含めてローテーションをしていましたが、長靴の左足と同様にうどんを食べた日に釣れたような気がしてきて、逆に芳しくない日は、朝うどんを食べなかったからだ……。もはや病のような習慣にはまり込み、朝はうどんになりました。
ラーメンなど他のものも食べたくても、まず、うどんです。もう今更手遅れで、朝一番に他のものを食べれなくなり、釣りの朝はうどんからスタートすることになってしまいました。
おにぎりなら操船しながらでも食べれますが、うどんはそうはいかず、僅かな時間ですが、出航準備のひとつと思いお腹を満たしながら、ひとり気ままなボート釣りの航行スケジュールを考えながら、ひとりニヤニヤしながらうどんを食べています。
ルーティーンに縛られすぎないことも大事
左足の長靴もうどんも、たまたま釣れたと思って始めてしまいましたが、そのほかにも、このサオで良い思いがないだの、ルアーカラーはこれだとか、きりがなく世間を狭くして、選択肢の柔軟性がなくなるだけですので、最大限で長靴とうどんに留めています。
今回このようなタイトルで草案を想うと、このふたつが出てきたあほらしいお話です。それでも、魚の顔を見たく釣れると信じて、明日も夜明け前から左足から長靴履いて、うどんを食べて出航しますが、それで釣れると思っている幸せ者です。
こんなことを細君に話すと、あちらは、まったくなく、こだわりのない面白みない話が返ってきました。ありゃ!願掛けや意味のないルーティーンにあまり固執し過ぎないよう、お気を付けください。
<丸山明/TSURINEWSライター>